茂木一まる香本家の、中が空洞のお菓子 一〇香(いっこっこう) / 長崎 長崎市 1844年創業 (弘化元年)

長崎県庁所在地の長崎市は、鎖国の江戸時代は天領でした。オランダ商館があり中国商船来航の出島が、朝鮮貿易の対馬藩と共に国内2か所のみの幕府公認の国際貿易港で、オランダ中心に欧州から多くの外国文化が流入して栄えてきた港湾都市であり、かつて戦艦武蔵を建造した造船の町でもあります。茂木枇杷・長崎和牛・からずみ・長崎かすてら・桃かすてら・ザボン漬・一口香等の特産品・名物や卓袱料理・ちゃんぽん・皿うどん・豚角煮・トルコライス等の郷土料理・地場食品も豊富で、日本三大中華街の一つである長崎新地中華街を擁し、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが多数残っています。

1844年創業、国伝来の焼菓子 一〇香を今に伝える 茂木一まる香本家

茂木のバス停から徒歩1分、長崎駅から車で20分前後の場所にある 茂木一まる香本家。1844年(弘化元年)に、榎 市衛門(えのき いちえもん)氏が、一口香(いっこっこう)を作りあげ、えのき屋を創業したことでその歴史が始まります。その後、エノキ本舗と改称されたのち、1988年(昭和63年)に茂木一まる香本家となりました。

一口香は、元々保存食として中国からやってきたお菓子が起源とされています。製法と中が空洞という形状から「からくりまんじゅう」とも呼ばれ、長崎の名物として知られていますが、茂木一まる香本家さんの一〇香(他社との違いを明確にするため一口香から改名)は、丸い形が特徴となっています。

という一〇香をお取り寄せしました。 こんな感じで個包装されています。 1つ取り出した図。外から見るとおまんじゅうに見えますが、中が空洞なのでものすごい軽いですw。 2つに割ってみた図がこちら。見辛いかもですが、確かに空洞です。不思議だ…。中身は水飴、砂糖、黒砂糖、蜂蜜、ごま等が入っていて、不思議な甘味があります。味もちょっと変化球で良いですね。

パンフレットも封入されていました。この写真の方が空洞と分かりやすいですね。

一〇香を食べるの初めてだったのですが、食感から味から不思議な感じで、面白いなぁ、と思いました。どこで知ったのか覚えていないのですが、秘密のケンミンSHOWで、「中が空洞になった焼菓子」として紹介されたことがあるそうなので、そこで知ったのかな。他の一口香も食べてみたくなりました。

↓楽天で購入できますよ。

 

——–茂木一まる香本家 基本情報———-
〇創業年 1844年創業 / 弘化元年創業
〇営業時間
・9:00-17:00
※水曜日 定休日
〇住所
長崎県長崎市茂木町1805番地
(公式ページ)⇒有限会社 茂木一まる香本家 | 創業:弘化元年の老舗和菓子店 九州 長崎銘菓/一〇香・茂木ビワゼリー・びわカステラ「黄金の雫」

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