池田屋・生芋田楽こんにゃくは、臭みがなく旨い / 愛知 岡崎市 1882年創業 (明治15年)

愛知県中央部の岡崎市は、豊田市と共に西三河地方を代表する都市。かつては三河国の額田郡(一部は碧海郡)で徳川家康など多くの三河武士を輩出し、代々名門譜代大名が治めた三河藩岡崎城の城下町として、中世の鎌倉街道や東海道53次藤川宿・岡崎宿の宿場町として、矢作川水運基地として栄えました。地名由来には中世の明大寺城・矢作宿が竜美ヶ丘の丘陵の出崎に立地していたから等の複数説があります。石材品・三河花火・三河玩具の伝統品や全国知名の八丁味噌・額田(ぬかた)の豆腐や味噌・みかわもち豚・“あわ雪”(銘菓)等が特産・名物で、どて煮・鹿や猪料理・鮎料理等の郷土料理があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1882年創業、先祖の出身地からその名を付けた 池田屋

北岡崎駅から徒歩8分ほど、伊賀町のバス停から徒歩7分ほどの場所にある 池田屋。1882年(明治15年)に、長坂権四郎氏が創業した蒟蒻の専門店です。池田屋の名前は長坂氏の出身地である同じ愛知県内の矢作町池田からとられたそう。今も昔ながらの手法で、こんにゃく・ところてんを作り続けられています。一目で違いがわかる透明度が特徴的です。

という、池田屋さんの生芋田楽こんにゃくを購入しました。創業明治15年と書いてあるのを見つけ買った次第です(こういう表記、個人的にはとても助かる…)。
パッケージ裏側です。国産のこんにゃく芋・こんにゃく粉を、こんにゃく用凝固剤・水酸化カルシウムを使って固めています。味噌が原材料に入っているのは、タレの表記です。
今回は入っていた味噌をベースに豚肉と合わせました。って、作ったのはFoodist Linkの大雅シェフですが。 アップでどうぞ。ぷりぷり感の強いこんにゃくと味噌ダレ、めっちゃ合いました。

蒟蒻の専門店、何店舗かにお伺い出来ていますが、日本に結構点在しているとわかってきました。残っているメーカーは、今回の池田屋さんの様に、生芋から作るこだわりのメーカーが多いと感じます。今回はスーパーでの購入なので、近々お店に訪問して、他のこんにゃくやところてんも購入したいです。

—— 池田屋 基本情報———-
〇創業年  1882年創業 / 明治15年創業
〇営業時間
・9:00-16:00 (土日は昼頃まで)
※定休日なし
〇住所
愛知県岡崎市井田南町8−7
(公式サイト)⇒ こんにゃく・透明すぎるところてん製造|岡崎市 池田屋

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