百人町 近江屋で、京にしんとかき玉そば / 東京 新大久保 1899年創業 (明治32年)

新宿駅隣り、韓国系のショップが立ち並ぶ新大久保エリア。この街にも、駅そばの好立地な場所に老舗蕎麦屋がありました。

1899年創業、新大久保駅目の前の百人町 近江屋

新大久保駅の改札を出た目の前にあるのが百人町 近江屋。改札から店を確認できるほど、近い場所にあります。1899年(明治32年)に、麻布笄町(現在、青山付近)に開業し、1916年(大正5年)に現在の場所に移られました。

こちらが店舗外観。2014年にリニューアルした店舗は、落ち着いた雰囲気のお蕎麦屋さんです。

店舗の外にはお品書きが置かれていました。右上の一等地には京にしんの写真。これは頼みたくなりますね。
こちらがメニュー。蕎麦屋の定番として1番最初に出てくるのは再び京にしん。もちろんオーダーしました。

こちらお蕎麦のページ。下部にこだわりが掲載されていますね。

こだわりパートを少しアップで。そばは荒めに挽いた二八、つゆは鹿児島県枕崎さんの本枯節(乾燥させた後、更にカビ付けする高級品)を利用とのこと。

ということで、京にしんです。この甘辛い感じ、お酒と合わせるために生まれてきたんじゃなかろうか、と思ってしまいます。

蕎麦もやってきました。寒い日だったので、かき玉そばを頼みました。吉野葛と卵を使ったあんが乗っかっています。寒い日はこういう餡かけスタイル、あったまって良いですよね。

少しアップで。本当に温まります。

近江屋さんは駅近くなこともあり、私のような初めてのお客さんもいれば、いつも来ていらっしゃる常連さんもいらっしゃるお店。常連さんはオーダーがツーカーで通る感じ、老舗のお蕎麦屋さんらしく見ていてかっこよかったです。
こういう老舗蕎麦屋さんを日常使いできるのは、近くに住む人の特権ですね。私にも常連になれる老舗蕎麦屋さんが近くに欲しいものです。

———百人町 近江屋 基本情報———-
〇創業年 明治32年 / 1899年創業
〇営業時間
平日: 11:15~21:45(L.O.21:00頃)
日祝: 11:15~21:15(L.O.20:30頃)
※土曜日 定休日
〇住所
東京都新宿区百人町2-4-1 サンビルディング1階
(公式サイト)⇒百人町 近江家

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