足利市最古の食堂?ホクシンケン食堂でハンバーグ / 栃木 足利 1919年創業 (大正8年)

栃木県足利市は、古くは足利荘(荘園)が栄えた清和源氏義家流の足利氏発祥の地であり、室町時代には関東文化の中心地でした。平安時代初期あるいは鎌倉時代に創設されたと伝わり、フランシスコ・ザビエルが「坂東の大学」と呼んだ日本最古の教育機関で明治5年(1872年)まで存続した足利学校・足利学校遺蹟図書館、1200年以上前に創建された織物の守護神・織姫神社、足利氏居館跡・鑁阿寺(ばんなじ)等の多数の名所旧跡寺社が残っています。あしかがフラワーパークや伊万里焼・鍋島焼の栗田美術館等の多くの美術館など観光名所も点在し、老舗の飲食店・和菓子店が何軒も残っています。

1919年創業、足利市最も古い食堂である ホクシンケン食堂

足利駅から徒歩10分ほどの場所にある ホクシンケン食堂。1919年(大正8年)創業のこちらのお店は、足利市で最も古い食堂だそうで、2019年で100周年を迎えられるお店です。看板はホクシンケンとカタカタ表記ですが、漢字表記では北清軒と書かれるそうです。

こちらが店舗外観。昔ながらの食堂感が凄い。

こちら店内の様子。テレビ取材もよく受けられているようで、有名人の色紙が飾られていました。 メニューはこんな感じ。電話番号が載っているのは、出前も受けられているから。おかず系メニューはプラス100円で定食になりますよ。 今回はハンバーグ600円に、100円プラスして定食にしました。これで700円って豪華! ハンバーグのアップはこちら。荒く切った玉ねぎの食感が、おかんが作ってくれたハンバーグみたいな懐かしい味。ソースも、ウスターソースとケチャップを混ざた感じの昔ながらタイプ。好き嫌いあるかもですが、僕は大好きです。ホクシンケン食堂さんは、メディアの影響もあるのか、私のような観光客っぽいお客さんと、「いつもので」が通じる地元のお客さん、出前のお客さんと、地元密着ながらも、わざわざ時間をかけてやってくるお客さんもいる、というバランスの良い老舗。味は極めて家庭的なんですけれど、その家庭的も家庭で中々な楽しめない時代なので、家の近くにあったらなぁ、なんて妄想しながら食べました。近いならきっと通ってますw。

——-ホクシンケン食堂 基本情報———-
〇創業年 1919年創業 / 大正8年創業
〇営業時間
11:30~20:00
※水曜日 定休日
〇住所
栃木県足利市通4-3505
(食べログ)⇒ ホクシンケン食堂 – 足利市/定食・食堂 [食べログ]

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