過去最高に美味い寿司を蒲田の初音鮨にて / 東京 蒲田 1893年創業 (明治26年)

神奈川と東京をつなぐ玄関口の一つである蒲田。昭和以降に蒲田で生まれた羽付き餃子で知られる街ですが、大正以前に生まれた老舗も点在しています。

1893年創業、10年連続ミシュラン2つ星を獲得している寿司屋 初音鮨

蒲田駅から徒歩5分ほどの場所にある 初音鮨。1893年(明治26年)、大森三原通で創業し、1921年(大正10年)より蒲田に場所を移され営業している寿司屋さんです。NHKの逆転人生で特集を組まれたり、自店の歴史を出版されたりと、話題に上ることの多い同店、2009年より10年連続でミシュラン2つ星を獲得する味にも定評のあるお店です。

こちらが初音鮨外観。外から見ると寿司屋には見えないかもしれない不思議な外観です。
中に入ると既に席が作られており、その高級な雰囲気に圧倒されます(価格も5万弱と高級です…!)。高級店=厳かな雰囲気を連想しておりましたが、初音鮨さんは厳かな雰囲気というよりも、店主・スタッフ総勢で盛り上げてくれるエンタメ空間のようなお店です。

ご飯が炊きあがると、まず歓声があがります。
そしておこげが配布されます。この時点で超美味いw メインとなるマグロが出てきます。こんなの見るの初めてだ…。
撮影タイムですよー、と構えてくれる大将・おかみさん・スタッフ。初音鮨さんは改装前まで、大将・おかみさんの2人で営業されていたそうですが、今は沢山のスタッフさんと営業されています。 「初音鮨で検索すると『初音鮨 ぼったくり』って出てくるんですよ。ぼったくりでない証拠にマグロの値段撮っていって下さい」と言われ、価格表が回ってきます。マグロ、50万円…!
そんなマグロを切り分けてくれて、 大トロはその場で捌いている姿が見れたり。 切り分けて、軽くヅケにしたものが「撮影用にどうぞ」とまわってきます。大将の顔w。

お刺身出てきた大トロ。この脂、ヤバいw。

ここからお寿司シリーズ。イカとカラスミ。こんな量のカラスミ、食べたことがない。美味い。 初音鮨さんといえば、お寿司を手渡ししてもらって食べるスタイル。しめ鯖もヤバかったー。
牡蠣の仕込みに入ります。 まあ、美味しいに決まってますよねw。 ウニも登場。
軍艦にせずに握って頂けるので、ウニの味がダイレクトに伝わります。甘い。

カニも登場。

その場で茹で始めます。 ゆであがったら、まずは撮影タイムw。
出来上がりも大将の笑顔と共にw。 カニはリゾット風でも出てきました。過去で一番美味しいカニだな…。 白子も出てきた。 そしてヅケシリーズ。濃くて美味い。
大トロに関しては、ヅケ → 炙りの過程が入ります。炙りはまさかのビデオ中継w。 あぶった大トロのヅケ&炙りは匂いから楽しませてくれます。 団扇であおいだ後に切り分けられて、
お寿司になります。文句なく美味い! マグロの切り落としを使った手巻き。豪華すぎる…。
玉子と干ぴょうで〆でした。最高以外の言葉がないです。
お部屋を移ってデザートです。手造りの寒天。 その場で作ってくれる、超豪華なデザートです。
更に黒蜜とバニラのアイスでフィニッシュ。最高でした!初音鮨は、その値段と味だけでなく、予約が取れないことで有名です。私もずっと伺いたいと思っていたのに遅くなったのは、予約が取れなかったから、なんですね。
で、そんな初音鮨さんの予約ですが、私はFacebookページでとりました。初音鮨さん、予約が空いた際に、このページで〇月〇日空いています、とページを更新されるんです。私は見つけた3分後に連絡→無事予約となりました。
初音鮨さんは高級店の中でも、ワンランク高いお店なので、再訪まで時間がかかりそうですが、何か良いことがあった際に、また伺いたいと思っています。お値段の価値があると感じられるお店でした!

——-初音鮨 基本情報———-
〇創業年 1893年創業 / 明治26年創業
〇営業時間
毎週月・火・金
第一部 15:00〜
第二部 17:00〜
第三部 19:00〜
毎週土曜日
第一部 13:00〜
第二部 15:00〜
第三部 17:00〜
※水・木・日曜、市場休場日、定休日
〇住所
東京都大田区西蒲田5丁目20−2
(公式サイト)⇒ 初音鮨 – Hatsune Sushi | 創業125年。東京蒲田の老舗寿司屋です。

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