玉泉亭で横浜民が愛してやまないサンマーメンの元祖を / 神奈川 横浜 1918年創業 (大正7年)

行政機関や企業が集積する横浜市中区は、山下公園・港の見える丘公園・横浜中華街・元町・伊勢佐木町などの繁華街や行楽・観光地を擁す横浜の中心地の一つ。関内・桜木町地区を中心に老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く点在しています。

1918年創業、サンマーメンの元祖 玉泉亭

横浜市民の一定数が大好きで、ソウルフードとすらされることも多いサンマーメン。そんなサンマーメンが生まれたお店が、関内駅と伊勢佐木町駅のちょうど中間ぐらいにある玉泉亭さんで、1918年創業、2018年で創業100年を迎えられます。
※注 : サンマーメンは、聘珍樓さんが発祥という説もあります。

古き良き中華料理店の佇まいですね。

このお店に来たら、サンマーメンを頼まなくてはなりません。私にとっては人生2度目のサンマーメン。サンマーメンとは、いわゆる中華そばに、あんを絡めた野菜がのるラーメン、といった感じの食べ物です。神奈川サンマー麺の会さんのウェブサイトによると、

サンマーメンと言うと「秋刀魚が乗っているラーメン?」と思っている人も事実いますが、サンマーメンは漢字で「生馬麺」と書きます。「生=サン 馬=マー」は広東語の読み方で、調理法もやや甘めの広東料理に属しています。 生馬麺の意味は。生(サン)は「新鮮でしゃきしゃきした」と言う意味。 馬(マー)は「上に載せる」と言う意味があります。つまり新鮮な野菜や肉をサッと 炒めてしゃきしゃき感の有る具を麺の上に載せることから名付けられたと伝われているのです。

とのこと。で、こちらが玉泉亭さんのサンマーメン。こんな感じであんが掛かっているんです。麺の写真が写っておりませんが、細麺の中華麺であんに良く絡む良い感じの麺でした。

一緒にオーダーしたのが、名物の肉シュウマイ。長く蒸されているのか、食感がかなり柔らかい不思議な味のシュウマイでした。

今回、人生で2回目のサンマーメンになったのですが、ちゃんとしたお店で食べると「こんなおいしい食べ物だったのか!」と個人的には驚きがありました。あんかけの野菜と中華そばが合わさるだけだろ、と思っていただけに、サンマーメン、侮れないな…、と思わされた次第です。今度知り合いが関東に来た際には、横浜名物としてお薦めしたいと思います。

——玉泉亭 基本情報———-
〇創業年 1918年創業
〇営業時間
11:30~21:00 日曜営業
定休日 火曜(祝日の場合は営業)
〇住所
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町5-127

食べログ ⇒ 玉泉亭 – 伊勢佐木長者町/中華料理 [食べログ]

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