フンドーダイの透明醤油は、本当に透明…! / 熊本 熊本市北区 1869年創業 (明治2年)

熊本県庁所在地である熊本市の北区は、2町2村が1939年(昭和14年)から2010年(平成12年)にかけて逐次に市と合併して、2011年(平成13年)に公募による区名で発足し、市内最大面積の行政区です。植木・宮原・梶尾・菊南の温泉が熊本の奥座敷として県民や観光客に親しまれています。農業が盛んで、西瓜(作付面積・生産量共に全国一)・メロンや味噌・醤油・ぽん酢等調味料が特産品で、いきなり団子・朝鮮飴等の名物があり、区内には老舗の醸造会社などが残っています。

1869年創業、両替商・造り酒屋から醸造蔵へと転じた フンドーダイ

古閑小屋のバス停から徒歩3分ほど、熊本駅から車で30分前後の場所にある フンドーダイ。創業家である大久保家は、17世紀初頭から両替商・造り酒屋を経営し、1869年(明治2年)・11代目当主大久保彦四郎氏の時代に醤油醸造業へと転換されています。現在は熊本No.1の調味料企業として、醤油・味噌・ドレッシング等を製造・販売していらっしゃいます。社名は株式会社に改組する際に、創業者の名前から大久保醤油とされていましたが、1967年(昭和42年)から分銅の中に「大」と書き、フンドーダイとされています。これは大久保家が両替商をしていた時に使用していた分銅と、大久保家の大を合わせて作られたものとのことです。

という、フンドーダイさんには透明醤油という珍しいお醤油があります。見ての通り透明です。

こちらパッケージ裏側。しょうゆ蒸留液を使ったしょうゆ風調味料となるそうです。

全く見えませんが、醤油皿に開けた図です。味は確かにお醤油!

味はお醤油なのですが、透明な色のため食べると変な感覚になります。水がしょっぱい?みたいな。お刺身等につけて使うには、おそらくかなり違和感があるので、醤油味をつけたいけれど醤油色は付けたくない、みたいなケースに使うのが良いのでは、と思います。私には利用シーンがあまり思い浮かびませんでしたが、お料理好きな方は一度手に取ると面白いかもしれないです。

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—— フンドーダイ 基本情報———-
〇創業年 1869年創業 / 明治2年創業
〇営業時間
※本社機能のため割愛
〇住所
熊本県熊本市北区楠野町972
(公式サイト)⇒ 九州醬油 | フンドーダイ | 熊本市

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