香川県西端(狭義の西讃地方)で、西が瀬戸内海に面し南が讃岐山脈を境に徳島県と接する観音寺(かんおんじ)市は、1955年(昭和30年)の三豊郡観音寺町及び3村の合併で発足した旧市が、同年・翌年の近隣村等編入を経て2005年(平成17年)に同郡大野原町・豊浜町と合併して現市となり、瀬戸内海燧灘(ひうちなだ)の伊吹島等の島嶼や岩も属しています。807年(大同2年)に空海(弘法大師)が神宮寺第7世住職として入山し、聖観世音菩薩像を刻み本尊として七堂伽藍を整備し、仏塔を建て瑠璃・珊瑚・瑪瑙等の七宝を埋め地鎮して山号寺号を七宝山観音寺(かんのんじ)と改めたことが地名の由来です。レタス・梨・片口鰯・いりこ・ちりめん・蒲鉾・讃岐牛・讃岐うどん・海老せんべい(あいむす焼等)・おいり(砂糖菓子)・和三盆・讃岐味噌(白甘味噌)・清酒等の特産品・名物があり、市内には老舗の和菓子店・和洋菓子店・食品店・酒蔵などが残っています。
1910年創業、地場の魚を使い天ぷら・蒲鉾を製造・販売する 福弥蒲鉾
観音寺駅から徒歩で4分ほど、高松駅から車で1時間前後の場所にある 福弥蒲鉾。1910年(明治43年)に、福島弥太郎氏が父・弥吉氏と共に福弥商店を立ち上げ、地場の魚を使って天ぷら・ちくわ等の製造を行ったことが始まりです。練り物を揚げた天ぷらが名物で、ジャコ海老を練り込んだエビ天は観音寺ブランド認証品となっています。
という、福弥蒲鉾さんのお好み揚げと上天ぷらを購入しました。
上天ぷらは、「讃岐の味」と書かれているように、地域の定番のようです。写真からは分かりづらいですが、2枚入りです。天ぷらですが、蒲鉾みたいにプリプリしていて美味しかったです。
そして、お好み揚げ。お好み焼きをイメージした天ぷらです。
こちらパッケージ裏側です。原材料にキャベツ・イカ・玉ねぎ・紅しょうが・アオサ等が入っていて、かなりお好み焼き感あります。
こちら取り出した図。そのまま食べて美味しかったですが、マヨネーズ欲しくなりましたw。
上天ぷら、お好み揚げ、どちらもありそうでなかった味で、とても美味しかったです。特にお好み揚げは、お酒のつまみにもなりそうでかなり好きでした。もう1つの名物エビ天は売り切れで買えなかったので、今度アンテナショップで探してみたいと思います。
↓福弥蒲鉾さんの蒲鉾は、楽天でも購入できますよ。
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——福弥蒲鉾 基本情報———-
〇創業年 1910年創業 / 明治43年創業
※以下は、販売店の情報となります。
〇営業時間
・9:00-18:00
※火曜日 定休日 (祝日の場合は営業)、12月は休まず営業
〇住所
香川県観音寺市昭和町1-2-22
(公式サイト)⇒ 福弥のかまぼこ – 明治43年創業のかまぼこの老舗「福弥蒲鉾」