日本海に面して新潟県最北・最東の市である村上市は、豊臣政権下の村上氏治世以降、江戸時代には堀家や複数の譜代・親藩大名を経て内藤氏の村上藩で村上城の城下町として栄えました。三面川(みおもてがわ)や伝統漁法“コド漁”の大川での鮭漁が盛んで特産品となっており、地元では鮭を“イヨボヤ”と称し、塩引き鮭・焼き漬・粕汁・川煮・氷頭なます等の様々な郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が点在しています。
1868年創業、茶作り北限の地村上でお茶を作る 冨士美園
長井町のバス停から徒歩1分ほど、村上駅から徒歩17分ほどの場所にあるお茶屋 冨士美園。冨士美園さんのある村上市は、400年前からお茶作りが行われている町。お茶は寒いところでは育たないため、村上は茶処の北限地と呼ばれています。そんな村上市で1868年(明治元年)から創業しているのが、冨士美園さんとなります。現在は6代目の飯島 剛志さんが代表を務められています。
という、冨士美園さんから雪国緑茶と雪国紅茶のペットボトルセットを購入しました。
まずは紅茶から。かつて村上では紅茶が作られていたそうですが、その製造が途絶えてしまったため、冨士美園さんが復活させて商品化されています。
ボトルの側面です。村上茶は1620年代からお茶作りをされていた、とあります。明治期にはアメリカを主に村上紅茶が輸出されていたにも関わらず、大正期には途絶えてしまっていたそうです。
こちらは雪国緑茶です。
緑茶の説明が書かれています。力強い味と香りの中にまろかやさがあるそう。
熱帯性のお茶の木が、雪国で育てられていること、ちょっとびっくりしますよね。それが伝わるネーミングとして「雪国」と付けられているのは素敵です。ペットボトルのお茶美味しかったので、お茶っぱも欲しくなっちゃうな。カフェも営業されているので遊びに行くのが先ですが。
↓雪国緑茶と雪国紅茶のセットは、楽天でお取り寄せ出来ますよ。
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——- 冨士美園 基本情報———-
〇創業年 1868年創業 / 明治元年創業
〇営業時間
・11:00~17:00
※木・金・祝 定休日
〇住所
新潟県村上市長井町4-19
(公式サイト)⇒ 冨士美園 | 越後村上・北限の茶処 | 六代 飯島剛志の雪国紅茶