埼玉県中央部で秩父地方外側の、比企(ひき)郡は、1879年(明治12年)に行政区画郡発足時には後の東松山市も含んでいましたが、現在は滑川・嵐山・小川・川島(かわじま)・吉見・鳩山・ときがわの7町が属しています。比企には“日置”が語源で日置部(ひおきべ、太陽祭祀集団)ゆかりとの説があります。川島町は1972年(昭和47年)に川島村から町となり、四方を5川(荒川・越辺川・都幾川・入間川・市野川)に囲まれた輪中(水害防御の堤防或いは堤防で囲まれた集落)で島状地形から地名となったとされます。米・小麦・苺・無花果・醤油・すったて(冷汁うどん)・かわじま呉汁(里芋の芋茎入り)等が特産品・郷土食です。郡内には老舗の料理店・飲食店・和菓子店・食品会社・醸造所(醤油・清酒)・割烹旅館・旅館などが残っています。
1789年創業、川越藩の穀倉地帯・川島で醤油造りを続ける 笛木醤油
伊草小学校前のバス停から徒歩4分ほど、川越駅から車で25分前後の場所にある 笛木醤油。1789年(寛政元年)に創業された醤油蔵です。現在は十二代目当主・笛木 正司が代表をつとめられ、お醤油の販売にとどまらず、金笛しょうゆパーク等醤油造りを体感し広げるための活動も手掛けられています。
という、笛木醤油さんといえば、金笛印が目印です。こちらは金笛減塩醤油です。
ボトル裏側です。大豆・小麦・食塩で出来ています。
減塩と言われなければ気がつかない、旨味たっぷりの美味しいお醤油でした。
そして、金笛丸大豆醤油です。こちらが看板商品ですかね。
減塩醤油と違い、大豆が有機大豆となっています。
旨味が際立っていて、その後に塩味がくる感じです。美味しいなぁ。
上述しました、金笛醤油さんは金笛しょうゆパークを創業230周年事業として始められ、同パーク内では工場見学、そしてレストランやカフェでお醤油を楽しむこともできます。車でないとやや行きづらい場所ですが、いつか遊びに行きたい!
↓金笛醤油は、楽天でもお取り寄せできますよ。
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———笛木醤油 基本情報———-
〇創業年 1789年創業 / 寛政元年創業
〇営業時間
・ショップ10:00~17:00
・レストラン 11:30~17:00
(お食事/平日L.O14:00、土日祝L.O15:00 カフェ / L.O 16:00)
※定休日なし
〇住所
埼玉県比企郡川島町上伊草660
(公式サイト)⇒ 笛木醤油「金笛」: FUEKI SYOYU BREWING `KINBUE`:笛木醤油「金笛」: FUEKI SYOYU BREWING `KINBUE`