生蕎麦 海老家で南蛮海老の天そば / 新潟 新潟市 明治末期創業

新潟県庁所在地の新潟市は、江戸時代は長岡藩(西部)・新発田藩(東部)・村上藩(一部)でした。新潟の意味には信濃川・阿賀野川の河口の中州に形成された“新しい潟”説等の諸説があり、県名の由来となっています。新潟港(新潟市・北蒲原郡)は古くから日本海側の重要港として栄えて、江戸時代には北前船寄港地であり、幕末に日米修好通商条約による開港5港の一つとなり、現在も水陸交通の要衝です。茶豆・南蛮蝦(甘蝦)・ノドグロ等の特産物、柿の種・笹団子等の名物、のっぺ・わっぱ飯・タレカツ丼・イタリアン等の郷土料理・地場食品も多く、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

創業100年超、南蛮海老の天ぷらで知られる海老家

新潟駅から車で約10分(歩くと30分程度)の上大川前通にある海老家。創業は100年超で詳しい時期は分かっていません。2000年代の初頭から100年と書かれていますので、1800年代後半から1900年代前半の明治期に創業されたお店と思われます。

こちらが店舗外観。海老家という名前だけあって、暖簾に海老マークが付いてます。カワイイ。こちらがメニュー。蕎麦だけでなく、ご飯系メニューも充実。名物の天ざるは、1000円以下と超リーズナブル!

届いたの天ぷら蕎麦がこちら。南蛮海老(甘エビの新潟名称)のかき揚げがついてます。凄いボリューム!

 

お蕎麦は豪快に千切った海苔が乗っています。蕎麦はやや白めの更科っぽい感じ。

こちらが名物の南蛮海老の天ぷら。何本もの海老が入ってて超お得!

海老家さんは地元に馴染んだ老舗で、普段使いができるお店。名物の天ぷら蕎麦だけでなく、丼ものも中々のボリュームで美味しいと、地元のお友達に教えてもらいました。この値段のこのクオリティなら、確かに通いたくなっちゃうなぁ。

——–生蕎麦 海老家 基本情報———-
〇創業年 明治末期創業
〇営業時間
11:00~15:00
17:00~19:30
※日曜日 定休日
〇住所
新潟県新潟市中央区上大川前通10-1876
(公式サイト)⇒生蕎麦 海老家 (えびや) – 新潟/そば [食べログ]

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