あさだで、気が付けば「せいろ」を御代わりしていた / 東京 浅草橋 1854年創業 (安政元年)

隅田川に合流する神田川に架かる最下流から2番目の橋(最下流は柳橋)の浅草橋に由来する台東区浅草橋。江戸時代には浅草橋南詰に江戸城浅草門が築かれ、橋上は日光・奥州街道が通って通行人で賑わっていました。また、江戸時代から雛人形・五月人形を商う問屋が立ち並び、今も人形・玩具や雑貨などを取り扱う会社や店舗が立ち並ぶ中に、老舗の飲食店などが何軒も残っています。

1854年創業、穀物商から蕎麦屋へ転身した 江戸蕎麦手打處あさだ

浅草橋駅から徒歩3分ほどの場所にある 江戸蕎麦手打處あさだ。1854年(安政元年)に、中野で穀物商を営んでいた、初代となる浅田甚右衛門氏が、浅草橋に蕎麦屋を開き、その歴史が始まりました。現在は8代目の方が運営されています。

こちらが店舗外観。商店街の外れに、急に雰囲気のあるお店が出現します。 店舗の前に掲示されていたメニュー表も雰囲気あってかっこよい。 こちらがメニュー。1ページ目にお店の歴史が載っています。こういうのを読むと、蕎麦がより美味しくなりますよね。今回は穴子天せいろをオーダー、1450円でした。 お箸に、江戸蕎麦手打處あさだと書いてあってカッコよい。こういう割りばし、良いですね。
まずは穴子天アップで。野菜も付いてお得感あります。こちらがお蕎麦。あさださんは伝統的に10割り蕎麦。香り高くって本当に美味い! あまりに美味しすぎて、せいろを1枚追加しちゃいました。このお蕎麦、いつまでも食べていられるな…。

あさださんは、仕入れた玄そばを真空保存し、その蕎麦の実を毎朝石臼で挽いているそうで、それもあってか、とっても香り高いお蕎麦をいただくことが出来ました。このお蕎麦をやや辛めの汁と絡めて食べるのは、本当に最高の体験で。あさださんは、必ず再訪しよう思います。

——- 江戸蕎麦手打處あさだ 基本情報———-
〇創業年 1854年創業 / 安政元年創業
〇営業時間
平日
11:30~14:30(L.O.14:00)
17:30~21:30(L.O.21:00)
土曜
11:30~14:30(L.O.14:00)
17:30~21:00(L.O.20:00)
※第一・三土曜日、日曜、祝日 定休日
〇住所
東京都台東区浅草橋2-29-11
(公式サイト)⇒ 江戸蕎麦手打處あさだ

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