1000円以下で天丼が食べられる八ツ手屋 / 東京 神田 1914年創業 (大正3年)

東京駅のお隣である神田駅近辺にも、様々な老舗が残っています。少し下町の雰囲気も残す神田の、リーズナブルな天ぷら屋さんへ伺いました。

1914年創業、600円台からあるリーズナブルな天ぷら屋 八ツ手屋

神田駅から徒歩4分ほど、淡路町駅から2分ほどの場所にある天ぷら屋 八ツ手屋。1914年(大正3年)の創業以来、現在の神田司町で営業されています。八ツ手屋というお名前は、創業者のご夫妻とその息子さんご夫婦で計8本の手があったから、とのことです。面白い由来ですね。

今回淡路町方面から神田方面へと歩いていたのですが、近代的なビルが立ち並ぶ中に、突如現れるレトロな建物。軽くタイムスリップした感ありますね。
こちらが店舗正面のお写真。この写真だけを見たら、平成も終わるころ、とは思えなさそう。レトロ感が息づいています。
八ツ手屋さんは、外観のレトロさ以上に、価格に驚かされます。持ち帰りのお弁当は680円。天丼の上でもたった1050円!レトロさ、値段、だけでなく、美味しいことでも有名です。テレビ東京の「B級グルメ決定版!」にて、究極の丼ぶり、に輝いたそうですよ。

店舗を見回しているうちに天丼上、1050円が届きました。伝わりますかね、このボリューム。海老天なんて2本乗ってますよ! あんまり変わらない絵ですが、少しアップで。上天丼は、海老天2本、アスパラ、かき揚げ、香の物、お吸い物がついて1050円。お得過ぎます。味も見た目ほど濃くなく、ご飯がすすむ味。価格は大衆的だけど、ちょっといいところの天丼の味がします。美味しい!こちらのお店、調べてみたら、作家の浅田次郎さんが絶賛したお店なのだとか。味はもちろんなんですけど、雰囲気も価格も完璧で、僕の求める老舗の楽しさが沢山詰まったお店です。こういう老舗をたくさん開拓して、少しでも誰かに伝えたいので、老舗を回っています。平日のお昼のみという、少し行きづらいお店ではありますが、お近くの方は是非行ってみてください。

———八ツ手屋 基本情報———-
〇創業年 大正3年 / 1914年創業
〇営業時間
11:00~14:00
※土・日・祝日 定休日
〇住所
東京都千代田区神田司町2-16
(KANDAアーカイブ:神田資料室)⇒天ぷら八ツ手屋

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