山田老舗のようかんころりんは、砂糖食感が良いよね / 佐賀 小城市 1895年創業 (明治28年)

佐賀県中央部の小城(おぎ)市は、県庁所在地の佐賀市に隣接し南部は有明海に面しています。地名は土蜘蛛(つちぐも、上古の反朝廷土豪)防御用の堡(おき、砦)に由来するとされています。小城町旧市街地は小京都と称され、小城公園内の二代藩主造営庭園(自楽園)や清水川上流の清水の滝等の名所・旧跡があります。江戸時代に砂糖が長崎街道経由(通称シュガーロード)で豊富に流通したため県内各所で製菓業が盛んで、小城羊羹が全国に知られています。名水に育まれた鯉の料理・牛津の蒲鉾・炭酸飲料・丸ぼうろ等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

1895年創業、シュガーロード沿いにできた羊羹店 山田老舗

高原のバス停から徒歩7分ほど、小城駅から徒歩20分ほどの場所にある 山田老舗。1895年(明治28年)に、山田亀吉本店として創業されました。小城市は長崎から砂糖を運ぶシュガーロード沿いにあり、菓子作りが発展した街です。そんな小城市で100年以上羊羹を作り続けていらっしゃるのが、山田老舗さんとなります。

という、山田老舗さんの外観です。小城羊羹のノボリが立っています。

店内に入りました。一般的な羊羹と、小城に昔から根付いた、むかし羊羹の2種類が売っていました。購入したのはこちら、ようかんころりんです。昔ながらの周りが砂糖で固められた昔ながらの羊羹です(砂糖をまとわせたわけではなく、時間が経つと羊羹の糖分が固まる感じです)。

外側がサクッと、内側がもっちり、が良いんですよねぇ。

山田老舗さんからは、以前むかしむかし小城の切羊羹をお取り寄せもしています。もうこのパッケージでは販売していないようですが、昔タイプの羊羹ですね。

1つ取り出すとこんな感じです。

パッケージから取り出した図。美味しそう!

お取り寄せした時の羊羹も、今回訪問して買った羊羹もどちらも美味しかったです(当たり前ですが)。面白いなと思ったのは、食べるタイミングで、砂糖の固まり度合いが変わって、食感が微妙に異なるのが面白かったです。このタイプの羊羹、好きだなぁ。

↓山田老舗さんの羊羹は、楽天でもお取り寄せできますよ。

 

——–山田老舗 基本情報———-
〇創業年 1895年創業 / 明治28年創業
〇営業時間
・9:00-17:00
〇住所
佐賀県小城市小城町905
(公式サイト)⇒ 小城羊羹の山田老舗 – 佐賀 小城羊羹

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