戦国時代の後北条氏や江戸時代の小田原藩の城下町として栄え、およそ400年前に東海道五十三次中で最大の規模であった9番目の小田原宿が設けられて賑わった神奈川県小田原市。古名の「小由留木」(こゆるぎ、「淘陵」とも表記)の草書体を読み間違えた説や、原野を開墾して小田となったとの由来説があります。西湘地域の核であり永らく箱根観光の拠点でもあって、豊かな自然の中で海山の産物に恵まれ、蒲鉾や梅干などの特産品で全国に知られており、各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。
明治後期創業、魚屋から始まり蒲鉾店へと転向した わきや蒲鉾店
新宿のバス停から徒歩5分ほど、小田原駅から徒歩15分前後の場所 小田原かまぼこ通りにある わきや蒲鉾店こと、脇谷商店。詳しい創業年はわかりませんが、2014年のインタビューで「創業から110年余りになりますが」とあるので、1900年初頭・明治後期ごろの創業と思われます。元々は魚屋さんで、蒲鉾屋に転身し夏場の副業として塩辛を作られていたそうです。
という、わきや蒲鉾店から、練り物のセットをお取り寄せしました。
中身です。左から、しんじょ・小田原蒲鉾・あげかまの3品です。
まずはあげかまから。
こんな感じで真空パックに入っています。色んな味が楽しめるのは、ありがたいですね。
そして、しんじょです。チーズ入り、青のり入り等色々あります。
ちなみに個包装なので、必要分だけ開けられるので助かります。
わきや蒲鉾店さんの商品は、楽天でたまたま見つけ「お、老舗店!」と判明したので購入しました。で、購入した後に場所を見てみたら 小田原かまぼこ通り沿いのお店でした。あの界隈何度も歩いているのに見逃していた…。小田原のかまぼこは、協会加盟で10社以上あるので、まだ半数も制覇出来ていません。近々また行かないとですね。
↓わきや蒲鉾店さんは、楽天でいろんなセット販売されています。3000円以内の送料無料セット等もありますよ!
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———わきや蒲鉾店 (脇谷商店) 基本情報———-
〇創業年 明治後期創業
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※定休日なし
〇住所
神奈川県小田原市浜町3丁目15−4 (小田原かまぼこ通り)
(小田原市地場産業振興協議会内、公式ページ)⇒株式会社 脇谷商店 | 店舗一覧 | 小田原市地場産業振興協議会