割烹 躍金楼の、天ぷら膳1.5盛が最高 / 東京 新富町 1873年創業 (明治6年)

かつては新富町(東京メトロの駅名に残存)と称した中央区新富は、江戸時代は武家地で、1968年(明治元年)には築地の外国人居留地目当てで生まれた新島原遊郭となりました。3年後に撤去の後に花街となり、昭和後期位まで賑わった場所です。中央区役所に程近く行政機関やオフィスビルが建ち並び、中小商店と住宅が混在している中に老舗の飲食店や商店なども残っています。

1873年創業、遊郭の街から花柳界への変化の過程で出来上がった 割烹 躍金楼 (てっきんろう)

新富町駅から徒歩5分ほど、八丁堀駅から徒歩5分ほどの場所にある 割烹 躍金楼(てっきんろう)。 躍金楼さんのある新富町は、1868年(明治元年)に遊郭が出来たものの、3年後には遊郭の取り払いが命じられ、そこから花柳界へと街並みが変わっていきます。その花柳界へと変化する1873年(明治6年)に、 躍金楼さんは創業されました。 躍金楼という名は、山岡鉄舟の”岳陽楼記”という漢詩から名付けられたそうです。

こちらが躍金楼さんの外観。石垣と黒い堀が敷居の高さを感じますね。

もう少し正面からの図。ちなみにこちらはお座敷の入り口でした。こちらの右側に、もう少し敷居の低いテーブル席の入り口があります。

こちらがメニュー表。お昼は天ぷら中心のメニューです。今回は②の天ぷら(1.5盛)をオーダーしました。

まずはセットが運ばれてきます。小鉢も美味しかった!

野菜からスタート。茄子もカボチャも美味しいよなぁ。 そして、キス(だったと思うのですが、失念。写真で判断)。

天ぷらは、天丼にして食べることも出来ます。天丼の場合は、天つゆが濃い目です。

躍金楼さん、その重厚な見た目にちょっとビビりつつ伺ったのですが、テーブル席側は思ったよりカジュアルな雰囲気でゆったり食べることが出来ました。カウンター席で、次々出来上がるサックサクな天ぷらを、天ぷら or 天丼で自由に選べる美味しく楽しめる店舗。夜はハードル高そうですが、夜も一度行ってみたいなぁ。

———割烹 躍金楼 基本情報———-
〇創業年 1873年創業 / 明治6年創業
〇営業時間
・ランチ 月~土 11:30~13:30(L.O.13:30)
・ディナー月~金 17:00~21:00(L.O.21:00)
※日・祝 定休日
〇住所
東京都中央区新富1-10-4
(公式サイト)⇒いらっしゃいませ:割烹 躍金楼(てっきんろう)

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