田中屋本店の黒米餅、わらび餅、板橋区限定和菓子 板橋お伝え最中 / 東京 成増 1856年創業 (安政3年)

板橋区成増は、開墾者の田中左京成益の名に因む地名とされています。室町期から明治にかけては赤塚六ヶ村の一つで明治初期に浦和県(現・埼玉県)から当時の東京府に編入されました。東武鉄道・東京メトロの成増駅南口には成増スキップ村・すずらん商店街等の古くからの商店街や高層集合住宅などがあり、北口は再開発で駅前ロータリーが整備され複数の複合施設が建設されています。この町にある老舗店に伺いました。

1856年創業、成増の地で160年以上営業を続ける和菓子店 田中屋本店

成増駅から徒歩5分ほどの場所にある 田中屋本店。1856年(安政3年)にこの成増の地で創業されたそう。すでに160年以上この街で和菓子を作り続けていらっしゃいます。現在のご主人のお名前が田中さんなので、創業者のお名前から名付けられた屋号でしょうか。

という田中屋本店さんの外観はこちら。クラシックなお店構えです。

かなり沢山のお菓子が並んでいました。これは悩むパターンですね…。

こんなのあるんだ!と思ったのが、板橋お伝え最中。板橋にまつわる昔話を最中にしているそう。この最中は田中屋さんだけでなく、複数の和菓子屋さんで販売されています。

こんな感じの5つです。カワイイ!

今回は色々購入してきました。まずは夏だったのでヒンヤリ系で蕨もち。
有無を言わせず美味いw。

そして黒米餅、というお菓子。 一般的な大福的な感じなんですけれど、使っているお米が黒いので黒くなっています。これだけでかなり印象変わりますねw。

最後が板橋お伝え最中の抹茶です。この日は抹茶の気分だったのです。 抹茶は竹がモチーフ。笑顔でカワイイ! 成増、という土地に初めて降り立ったのですが、こんなに古い老舗店があると思っておらずビックリしました。地元密着型なお店の印象で、私が伺っている時も、いつも購入しているお菓子をパッと買って帰るお客さんもいらっしゃっていました。こういう関係性良いっすね。
と、板橋お伝え最中みたいな、地域で同じお菓子を販売する試みも面白いですね。地域全体でその地域のお話を残していく、というやり方が面白いです。いいなぁ、こういうのも。

———田中屋本店 基本情報———-
〇創業年 1856年創業 / 安政3年創業
〇営業時間
・9:00~19:30
※火曜日 定休日
〇住所
東京都板橋区成増1-31-5
(公式サイト)⇒田中屋本店 | 御菓子司 田中屋本店 江戸時代の安政3年からの伝統ある成増の和菓子屋

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