高砂堂のりんごもちは、控えめに言って最高に良いお土産! / 秋田 秋田市 1894年創業  (明治27年)

秋田は、飛鳥時代 600年代半ばに阿倍比羅夫が“齶田(あぎた、顎に似た地形の意味)”に遠征したと報告したことが由来とされ、700年代前半に現・山形県から現・秋田市高清水の岡に移設された出羽柵(古代城柵)が後に秋田城と称され表記が定着しました。東北日本海側最大都市で秋田県の政治・経済・交通の中心地である県庁所在地・秋田市は、江戸時代は久保田藩(後に秋田藩)佐竹氏の城下町として、また雄物川河口(現・秋田運河)の土崎港(つちざきみなと、現・秋田港)が北前船寄港地として栄えました。東北を代表する夏祭りの竿燈まつりで知られ、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が複数残っています。

1894年創業、商品にならなかったリンゴを使ったお菓子の製造から始まった 高砂堂

秋田駅から車で4分ほど、通町のバス停から1分ほどの場所にある 高砂堂。創業者である塚本平蔵氏が、リンゴ園で出た商品にならないリンゴを使ってお菓子を作ろう、と思ったことが創業のきっかです。当時砂糖を使うには国の許可が必要であり、その許可を得た1894年(明治27年)に高砂堂を創業されています。

という高砂堂さんの目印がこちら。代表銘菓りんごもちの看板が大きく出ています。

こちらが店舗外観。元々は1918年(大正7年)に宮大工である藤本東三郎氏によって改築されたものだそう。その後、保存改修工事をされていますが、当時の外観を保たれているそう。国登録有形文化財にも指定されています。

店内に入りました。お菓子がズラりと並んでいます。

和菓子だけでなく洋菓子も販売されています。美味しそうだなぁ。

今回は外の看板にもあったりんごもちを購入しに来ています。上皇上皇后両陛下が全国高校総体、秋田わか杉国体の2回の来秋時に召し上がられたそう。 りんごもちは、量毎に色んなパッケージで販売されていました。こちらが最小と思われる10個入り。 今回は会社のお土産として使ったので少し大きめの15個入りを買ってきました。 こちらが中身。15個入りです!取り出してみた図はこんな感じ。秋田のお米で作った羽二重もちに、リンゴエキスがたっぷり入っている、といった感じ。ふわふわ食感の後にやってくるリンゴの甘みが凄く美味しい!持って行った会社でも好評で株が上がったようで嬉しいw。 こんな感じの説明紙も入っていました。お土産の説明するときにも助かりますね。

高砂堂さんのりんごもちは、事前リサーチで買いに行きたい!と思ったお店の一つで、食べるのをすっごく楽しみにしていました。で、その期待値を超えて美味しくって、かなりのお気に入りとなりました。これは秋田旅行の定番にしよう!早く再訪して買いに行きたい!

——-高砂堂 基本情報———-
〇創業年 1894年創業  /  明治27年創業
〇営業時間
・平日 9:00~19:00
・日曜・祭日 9:00~18:00
※毎月15日・元旦 定休日
〇住所
秋田県秋田市保戸野通町2-24
(公式ページ)⇒ りんごもち本舗 秋田銘菓 高砂堂

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