和菓子司松花堂の、カラフルな上生菓子 / 岐阜 岐阜市 1916年創業 (大正5年)

岐阜県庁所在地の岐阜市は、戦国時代は斎藤道三や織田信長が治める城下町として発展し、江戸時代は幕府直轄領の後に尾張藩領となり商工業の中心地として栄えました。織田信長が稲葉山城下の井ノ口を(中国の周王朝誕生時に鳳凰が舞い降りたとされる岐山と孔子生誕地の曲阜から)岐阜と改名したと伝わるなど地名由来には諸説があります。JR岐阜駅周辺の市街地にはオフィスや商業施設が建ち並び、柳ケ瀬(やながせ)は県最大の繁華街で、市南部は県庁始め行政や商業の拠点となっています。戦国時代から栄えてきた旧岐阜町に当たる市北部には金華山・岐阜城・長良川鵜飼い船乗り込み口などの観光名所があり古い家屋の街並みが残っています。この歴史ある市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が何軒も残っています。

1916年創業、季節感を活かした色鮮やかな生菓子を製造・販売する 松花堂

岐阜駅からクルマで10分ほど、伊奈波神社の街道沿いにある和菓子店 松花堂。1916年(大正5年)に創業された和菓子店です。季節感を活かした色鮮やかな和菓子を製造・販売されています。

こちらが店舗外観。昔ながらの引き戸がカッコいい。

お店に入ると天皇皇后両陛下御用御菓子の看板が。

お店の中にはこんな小上がりも。可愛いなぁ。

こちらがディスプレイ。遠目からでも色鮮やかさの一端が垣間見えますね。
(伺った時期が4月なので春のお菓子が並んでいます) わらび餅、くさ餅、さくら餅、どれも美味しそう!
感銘を受けたのがこちらの上生菓子。春風は中のアンコが超カラフル!
ちなみに松花堂さんは中でお菓子を頂くことが出来ます。ので、中で食べていきました。お抹茶もお願いできます。今回は春風とお抹茶をオーダー。春風のアップ。外から見てもカラフルな感じが伝わりますね。 こちらが断面図(上手く切れていなくってごめんなさい…)。このカラフルさ、凄いですよね。カワイイ。

松花堂さんのお菓子、どれも色鮮やかで見ているだけでも楽しめるんですが、味も勿論最高で。こんな和菓子屋さんが近く合ったら、季節毎に通って、全部食べたくなっちゃうなぁ。伊奈波神社へお寄りの際に、是非立ち寄ってみてください。

——–松花堂 基本情報———-
〇創業年 1916年創業 / 大正5年創業
〇営業時間
9:00~17:00 (売切れ次第終了)
※月曜 定休日
〇住所
岐阜県岐阜市松屋町1-5
(公式サイト)⇒ 松花堂(しょうかどう) | 伝統と手作りによる岐阜の老舗和菓子

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