天神煎餅 大木屋の、おみくじ煎餅と亀の甲煎餅 / 東京 亀戸 1907年 (明治40年)

かつては亀の形の島で、亀島(亀ケ島・亀津島)から亀村、亀井戸、亀戸と地名の変遷を辿った江東区亀戸。受験祈願や梅まつり・藤まつり等で賑わう寛文元年(1661年)創祀と伝わる亀戸天神社(東宰府天満宮)・香取神社・亀戸浅間神社等の多くの寺社が存在し、江戸時代には名木・臥龍梅で知られた梅屋敷がありました。今は1丁目から9丁目まで広がる繁華街・商店街・オフィス街・住宅地と多様な町で隣接の墨田区錦糸町と共に都から“錦糸町・亀戸副都心”に指定されており、各所に老舗の飲食店・和菓子店などが点在しています。

1907年創業、お煎餅の手焼き体験も出来る 大木屋

亀戸駅から徒歩10分ほどの場所、亀戸天神の門前にある 大木屋。1907年(明治40年)の創業以来、この地で営業されているそう。現在は4代目の大木美恵子さんが営業されていると、こちらの朝日新聞のインタビューにありますので、大木さんがつくった大木屋さん、ということなのでしょうか。ちなみにこのインタビュー、老舗がどう営業を続けるのか、の苦悩の一端が感じられる、価値ある記事です。4代目の美恵子さんが引き継いだ経緯も書かれています。

 だが、先代が亡くなり、だれが事業を継承するかが問題になった。美恵子さんは3人兄妹の末っ子。別の仕事に就いていた兄と姉に継ぐ意思はなかった。

美恵子さんは有名ホテルのウェディングプランナーなどとして働いていた。でも「これまで守ったせんべいの味を途絶えさせたくない」と、事業を引き継いだ。

という大木屋さんの外観はこちら。創業明治四十年という看板を見つけ、入店することになりました。 店舗のディスプレイはこんな感じ。かなり沢山の種類のお煎餅を販売されています。 こういった丸い入れ物もカワイイですよね。”うすやき”と”生醤油”で米を代えられているこだわり! 今回ですが店頭に置かれていた、おみくじ煎餅と亀の甲煎餅のセットを購入しました。どちらも、米のお煎餅でなく、小麦をつかった玉子煎餅となります。 おみくじ煎餅は、その名の通り”おみくじ”が中に入っています。アメリカのフォーチュンクッキーみたいな感じですね。
ってか、内容が全然良くない。まぁ、果報を寝て待ちますw。

今回は玉子煎餅の購入のみとなりましたが、大木屋さんといえばこちらの記事にあるような、素敵な手焼き体験も出来るそう。記事にある焼きたてのお煎餅マヨネーズ乗っけ、とか最高そう…。子連れで行って、子供以上に僕が楽しんできたい、と思った訪問となりましたw。

———天神煎餅 大木屋 基本情報———-
〇創業年 1907年創業 / 明治40年創業
〇営業時間
10:00 ~ 18:00
※月・火曜日 定休日 (祝日の場合は営業)
〇住所
東京都江東区亀戸2-8-5
(公式サイト)⇒天神せんべい 大木屋|亀戸天神前の老舗煎餅店

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