甲府代表B級グルメ 鳥もつ煮の元祖 奥藤本店 / 山梨 甲府 1913年創業 (大正2年)

山梨県庁所在地の甲府市は、1519年(永正16年)に甲斐国守護大名・武田信虎が現・笛吹市石和町から現・甲府市川田町を経て躑躅ケ崎館(現・甲府市古府中町)に居館を移した際に甲府(甲斐国府中)と命名した地。御岳昇仙峡・湯村温泉・甲府城址(舞鶴城公園)の観光名所や武田氏ゆかりの信玄墓所・武田神社(躑躅ヶ崎館跡)等の多数の寺社・旧跡が点在していて、宝石研磨宝飾・水晶細工・手彫印章・印伝(羊・鹿革)等の伝統工芸産業で知られています。鮑煮貝・鳥もつ煮ほうとう・御岳そば等の郷土食品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1913年創業、甲府代表B級グルメ 鳥もつ煮の元祖 奥藤本店

JR国母駅から徒歩10分ほど、甲府駅からならタクシーで15分ほどの場所にある奥藤本店 国母店。奥藤さんは現在甲府駅前店と2店舗運営されておりますが、本店派の私は、より歴史の長い国母店へやってきました。奥藤さんは1913年(大正2年)に甲府駅前(創業店は閉店)に創業、その後に国母店をオープン、平成23年に再度甲府駅前店をオープンされたそうです。

こちら、国母駅から奥藤さんへ向かう途中の写真。色んなところに看板が設置されていました。

こちらが店舗外観。駐車場スペースがたっぷりある大型店舗です。 入り口前には元祖鳥もつ煮の看板が。第五回B-1グランプリのゴールドグランプリ受賞した由緒正しい?B級グルメです!
メニューはこんな感じ。元祖店だけあり、鳥もつ煮を1ページ使ってたっぷり訴求。 寄りの絵はこんな感じ。昭和25年(1950年)に発売開始されたので、既に70年近い歴史があるんですね。鳥のモツを砂糖と醤油で煮た煮物って感じです。 という鳥もつは頼むとして、それだけではお腹いっぱいにならないので、山梨といえば、のほうとうをオーダー。奥藤さんは蕎麦屋さんなので、蕎麦にしようか悩んだのですが、山梨来てほうとう食べずに帰るのもなぁ、とほうとうをチョイス。麺と味噌別添えで、自分で作るタイプのほうとうでした。 こちら鍋のアップ。ほうとうといえばカボチャ、ですよねぇ。 こちらほうとうの麺。この太さが美味しさですよね。 鍋の野菜が少し煮えたところで、麺と味噌を投入。いやー、美味しそう!
味噌を溶かした図がこちら。寒い季節だと余計に美味しいですよね。ちょっと甘めのお味噌と、出汁の感じ、歯ごたえある麺と、色々美味しさが詰まっている食べ物。ほうとう、大好きです。 ほうとうのことばかり書いちゃいましたが、今回は鳥もつ煮を食べる旅なんです。こちらは1人前530縁(縁をとりもつの語呂合わせから、円ではなく、縁と書くらしいです)。この照りがヤバい。ちょっと甘めに最初ビックリするんですが、食べすすめるとこの甘さがクセになってきます。美味い。

奥藤本店さん、今回初めて伺ったのですが、お客さんの8割ぐらいが鳥もつ煮を頼んでいるんじゃないかと見えた、鳥もつ煮の聖地のようなお店でした。鳥もつ煮、昔食べた時は特に美味しいと感じなかったのですけれど、大人になったなったからか、元祖の店の美味しさがあるからなのか、この甘い煮物の美味しさ、少しクセになりそうだなぁ、と感じました。次はビール飲みながら食べたいなぁ。

—— 奥藤本店 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業
〇営業時間
11:30-14:30
17:00-20:30
※水曜日 定休日
〇住所
山梨県甲府市国母7-5-12
(公式サイト)⇒ 甲府鳥もつ煮発祥の店、手打ちそば処「奥藤本店」のホームページへようこそ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です