永井酒饅頭店の酒饅頭はフワッと酒が香って美味しい /  山梨 上野原市 1887年創業 (明治20年)

山梨県東部(郡内地方東部)で県最東端の上野原(うえのはら)市は、2005年(平成17年)に北都留郡上野原町・南都留郡秋山村の合併で発足し、市街地は相模川(桂川)の河岸段丘上にあり、上野原の地名は台地上の平坦地であることが由来です。江戸時代は秋元氏の谷村(やむら)藩(郡内藩)領を経て幕府直轄領となり、甲州街道の宿場(上野原・鶴川・野田尻・犬目)がありました。絹織物・柚・山菜・銘菓(酒まんじゅう・船守最中・木の実煎餅・あんどうなつ・キヌアおかき等)・魚(とと)まん(鱒切り身入り饅頭)・鱒甘露煮・ひなづる漬(東京長かぶ塩漬醤油味)・せいだのたまじ(小粒皮付き馬鈴薯味噌煮)等の特産品・名物・郷土食があり、多数の寺社が所在する市内には老舗の和菓子店・食品小売店などが残っています。

1887年創業、酒饅頭の元祖店として知られる 永井酒饅頭店

日大明誠高校入口のバス停目の前、上野原駅から徒歩20分ほどの場所にある 永井酒饅頭店。1887年(明治20年)に、静岡県御殿場市からやってきた創業者が立ち上げた酒饅頭のお店です。酒饅頭は上野原市の名物なのですが、御殿場市の酒造りの技術と上野原の小麦を用い、永井酒饅頭店の初代が発明したとされています。上野原の酒饅頭屋の元祖であり、最も歴史ある同店は平成期に入り7年ほど休業されておりましたが、2013年(平成25年)に再開されております。休業中も、酒種を作り続けられており復活が叶った形です。

という、永井酒饅頭店さんの外観です。創業百余年と書かれています。

斜めからの図。クラシックなファサードでカッコ良いですね。

暖簾をアップで。Paypay支払いも可能なお店です。

こちらがメニュー表です。伝統のあんまん・塩まんだけでなく、チーズまんといった新しい商品も作られています。

入り口でオーダーすると、個数分お渡し頂く形です。今気がつきましたが、カレー高菜なんてものまであったのね。

作りたての酒饅頭が並べられている図。美味しそうだなぁ。

上野原の酒饅頭を食べるのは初めてなので、クラシックなあん入りを購入しました。

割った図です。酒種の匂いがふわっと立ち昇ぼるのが素敵です。

永井酒饅頭店さん、作りたてということもあってか、とても美味しかったです。暖かいお酒香る甘い皮とあんこって、改めてですが物凄く相性が良いですね。次はチーズやカレー高菜等を食べてみたいなぁ。

——- 永井酒饅頭店 基本情報———-
〇創業年  1887年創業 / 明治20年創業
〇営業時間
・8:30 – 18:00 (売り切れ終了)
※水曜日 定休日
〇住所
山梨県上野原市上野原1596
(公式サイト)⇒ 永井酒饅頭店|山梨県上野原市

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です