村中甘泉堂の羽二重餅・羽二重ちょこ包み / 福井 福井市 1910年創業 (明治43年)

福井県庁所在地の福井市は県北部の越前地方(旧越前国、嶺北:れいほく)の中核都市です。江戸時代は親藩統治の福井藩の大城下町として栄え、1624年(寛永元年)に第三代藩主の松平忠昌が旧称“北の庄”が敗北に通じるとして戦国時代の武将柴田勝家以来の北ノ庄城を福居城と改称し、元禄後期に福井と表記されるようになりました。水仙で知られる越前岬・桜の名所の足羽川(あすわがわ)・一乗谷朝倉氏遺跡・福井城趾(現県庁)・北ノ庄城跡等の名所旧跡があります。繊維産業が発達し近年は化学産業も盛んで、越前和蝋燭・絵蝋燭等の伝統工芸品や越前蟹・越前おろし蕎麦・羽二重餅・冬の水羊羹等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1910年創業、福井米100%で羽二重餅を造る 村中甘泉堂 (むらなかなかんせんどう)

福井駅から徒歩8分ほどの場所にある 村中甘泉堂。1910年(明治43年)に、村中久松氏が福井市手寄町にて和菓子の製造・卸・販売業を営む村中甘泉堂を創業したことが始まりです。現在本店を置く福井市中央へは、1914年(大正3年)に移られています。伝統的な和菓子の技術をベースとしながらも、洋菓子や和洋菓子も沢山作られています。

という、村中甘泉堂さんの看板です。オレンジの文字色が特徴的。

こちらが正面入り口。甘の文字が印象的ですね。

店内に入りました。縦に長い店舗でお菓子が沢山並んでいます。

もう少し手前だとこんな感じ。

福井といえばの羽二重餅も沢山並んでいます。

福井県は冬に水ようかんを食べるのですが、2月にお伺いしているので、もちろん置いてありました。荷物多すぎの関係で買えないのが残念すぎる…。

またちょっと早いですが桜餅も売っていました。

こちらは洋菓子です。全般的におしゃれで美味しそう。

今回は羽二重餅と、羽二重ちょこ包みを購入しました。

まずは羽二重餅から。

米・砂糖・水飴だけで出来たシンプルなお菓子です。大野市・勝山市・池田町産の米を産地指定で仕入れた福井米100%で作られています。

こちらは、羽二重ちょこ包み。

名前の通りチョコ入りです。

羽二重餅は羽二重と名付けられただけあって、シルキーな柔らかな食感と、見た目よりも甘みが強いのが個人的に好きです。ちょこ入りタイプは初めて食べましたが、チョコの甘味・苦味が加わってまた違うお菓子になっている一方で、羽二重餅独特の柔らかみが少しなくなるところにお菓子の面白さを感じました。あのシンプル材料だから柔らかくなっていたのね。

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——-村中甘泉堂 基本情報———-
〇創業年 1910年創業  /  明治43年創業
〇営業時間
・9:00~19:00
※火曜日 定休日
〇住所
福井県福井市中央1丁目21-24
(公式サイト)⇒ 和菓子ギフトなら羽二重餅の取り寄せ店| 村中甘泉堂

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