松葉屋で醤油煎餅 / 埼玉 越谷 江戸末期創業

お煎餅で有名な埼玉県草加市の北部にある越谷市。古くから米蔵として知られるこの街にも、主に日光街道沿いに老舗が残っています。

江戸末期創業、お煎餅のみ販売の松葉屋

北越谷駅から歩いて15分程度の場所にある松葉屋。創業は江戸時代末期で、創業以来お煎餅一本のお店を営業されています。

古くから「江戸の米蔵」と知られた越谷には、江戸初期には「焼米」と呼ばれる、米を潰して焼いた家庭の保存食が存在していました。これが発展して越谷煎餅となったそう。隣町の草加市と同じく、元々は塩煎餅だったと想定され、野田醤油が入ってきた結果、醤油煎餅となった模様です。

こちらが店舗外観。ぱっと見、お店に見えなかったのですが、確かにお煎餅が並べられていますね。

お煎餅はお醤油味と一味味があるそうですが、この日はお醤油味のみの販売でした。値段違いはサイズの違いとなります。

せっかくなので大を購入。手焼きの美しい色が出てますね。パリッとして美味しいです。

越谷という街にあまり印象がなかったのですが、江戸の米蔵と呼ばれる街だけあって、沢山のお煎餅屋さんがありました。ふらっと買いに来るお客さんが沢山いて、街の風景に溶け込んでいるのが素敵でした。こういう街と老舗の関係も素敵ですね。

———松葉屋 基本情報———-
〇創業年 江戸末期創業
〇営業時間
8:00~20:00
※月曜日 定休日
〇住所
埼玉県越谷市大沢4丁目9−1
(松葉屋が紹介されているサイト)⇒松葉屋(越谷市)地域でがんばる元気な商店

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です