茨城県・埼玉県に挟まれた千葉県北東部にある野田市。日本トップシェアの醤油メーカー、キッコーマン生誕の地である野田市にも、沢山の老舗が残っています。
1848年創業、地元野田の醤油を使った和菓子を提供する 丸嶋屋 本店
愛宕駅から徒歩10分、野田市駅から徒歩12分程度の場所にある丸嶋屋 本店。1848年(嘉永元年)創業の、100年以上の歴史を持つ老舗和菓子店さんで、現在は5代目の方が継がれているそう。
こちらが店舗外観。明治時代から販売されているという、名物の樽丸最中のノボリも立っていました。
ショーケースには沢山のお菓子が並んでいたのですが、写真を撮り忘れ…。ショーケースの手前には、最中とどら焼きの特設コーナーが。
今回購入したのは、こちらの正油どら焼き。醤油の街野田だけあって、餡に醤油を使ってるんです。ホンジャマカの石ちゃんの「まいうー」色紙も飾られていました。
そのどら焼きがこちら。まあ外から見たら普通のどら焼きですよね。こちらの餡に、醤油が練り込まれているそう。練り込まれている、と言われなければ分からない程度のほのかな醤油の香りで、少ししょっぱさが感じられて素敵です。シンプルな餡子より美味しい気がする。
しょう油を使ったお菓子、と聞くと若干の抵抗はあったのですが、凄く当たり前のことを書けば、みたらしのタレだって醤油なわけで、まあ使い方ですよね。今回食べた醤油入り餡子は、相当醤油の香りがほのかだったので、そもそも分からなかった部分もありますが、とはいえ程よい塩味が加わったおかげで甘みが立ち、凄く美味しい餡子に感じられました。醤油、凄いね。
———-丸嶋屋 本店 基本情報———-
〇創業年 1848年創業 / 嘉永元年創業
〇営業時間
9:00~17:00
※年中無休
〇住所
千葉県野田市野田355
(食べログ)⇒ 丸嶋屋 本店 – 愛宕/和菓子 [食べログ]