小林餅店の”あんびん”を食べる / 山形 米沢 明治中頃創業

山形県米沢市は、県内4地域の内の置賜(おきたま)地域の中心地です。室町時代初期から戦国時代には伊達氏が領有し、伊達政宗は米沢城で生誕し、関ケ原の戦い後に移転して仙台藩を興しています。江戸時代の米沢は上杉氏の城下町として栄えました。市内には上杉神社・上杉家廟所・松が岬公園(米沢城址)・市上杉博物館(伝国の杜)等の上杉氏ゆかりの寺社・旧跡・施設が多数あり、天元台高原・栗子国際等のスキー場や米沢温泉郷などの観光・レク施設も豊富です。江戸時代から米沢織(米織)・米沢紬等の繊維産業が盛んで、味噌・清酒や、舘山林檎(Apple、ふじ等) ・米沢牛(Beef、主産地は隣接の飯豊町) ・米沢鯉(Carp) の“米沢のABC”と名付けられた特産品で知られています。市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

明治中頃創業、地元産の原料を使った手作りにこだわる和菓子店 小林餅店

米沢駅から車で10分ほど、歩くと30分ほどの場所にある 小林餅店。細かな創業年は分からないそうですが、明治中頃の創業だ、というお話でした。地元のお米を使ったお餅が名物です。

こちらが店舗外観。威厳を感じますね。ディスプレイの様子はこちら。少し時間が遅かったため、多くの商品が売り切れ状態。今回は”あんびん”を購入しました。 こちらは”あんびん”のアップ。あんびんって何だろう?と思い、お店の人にお伺いしたところ、「大福のことです」とのこと。「昔からこの辺りでは”あんびん”と呼ぶんです」とのこと。
ということで買ってきました。あんびんです。1個90円と、かなりリーズナブル。ふわふわのお餅に、ちょうど良い甘さの餡子が最高でした!

小林餅店さんは、地域密着のお店で、私が買っていく間にも、お店に入って「○○ちょうだい」と、さっと買って帰るお客さんがいらっしゃっていました。美味しくってリーズナブルな和菓子屋さんが家の近くにあったら、あのお客さんのように、私も買いに行くんだろうなぁ。こういう和菓子屋さんがある街って素敵ですよね。

———小林餅店 基本情報———-
〇創業年 明治中頃創業
〇営業時間
9:00~19:00
※水曜日 定休日
〇住所
山形県米沢市中央2-5-58
(食べログ)⇒小林餅店 – 米沢/和菓子 [食べログ]

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