岸田菓子店のロールケーキ・都ろーるを食べる / 香川 高松市 1905年創業 (明治38年)

香川県の県庁所在地である高松市は、江戸時代は高松松平家(水戸徳川家の分家)が治める高松藩の城下町として、瀬戸内海に面する港町として栄えました。高松の由来には高松郷(現・古高松地区)辺の大きな高い松による等の諸説がありますが、1588年(天正16年)に豊臣秀吉家臣の生駒親正が高松郷西方の現在地に築いた城が高松城と称され城下町の地名にもなったようです。日本三大水城の一つである高松城(玉藻城)址・栗林公園・仏生山法然寺・屋島等の観光名所が多数あります。香川県は、“讃岐うどん”で知られて生産量・消費量が日本一の“うどん県”ですが、高松市にも老舗のうどん店等の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

1905年創業、かすていら・ロールケーキを100年以上焼き続ける 岸田菓子店

瀬戸内町のバス停から徒歩4分ほど、高松駅から徒歩18分ほどの場所にある 岸田菓子店。1905年(明治38年)に創業された洋菓子店です。かすていら・ロールケーキが有名なお店で、お店の方にお伺いしたところ、どちらも創業時から作られている商品なのだとか。

という岸田菓子店さんの看板です。実はこの看板の創業明治三十八年を見かけ、お店に入ることになりました。

こちらが店舗外観です。2018年2月にリニューアルされたそうで、かなりスタイリッシュな店舗になっていました。

店内にも創業明治三十八年の立て札が。
店内に入りました。かすていらとロールケーキが大量に並んでいます。

ロールケーキは一本ものと、1人前に切ったサイズが用意されています。ありがたいですね。今回は右下にある都ろーるを購入しています。

という都ろーるがこちらです。カットしてある版を購入しています。

ちょっとブレてますが、正面からもどうぞ。

都ろーる、クリームたっぷりで、ケーキ部分もふわっと柔らかで美味しかったです。創業時のものは、バタークリームで作られていたとのお話だったので、今度はそっちも食べてみたいですね。和三盆の街、香川には色んなお菓子屋さんがあって楽しいですね。

——岸田菓子店 基本情報———-
〇創業年  1905年創業 / 明治38年創業
〇営業時間
・10:00-19:00
※不定休
〇住所
香川県高松市扇町1-21-7
(食べログ)⇒ 岸田菓子店 – 昭和町/和菓子 | 食べログ

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