河口湖近くにある金多留満(きんだるま)の富士山が見える羊羹 / 山梨 河口湖 1911年創業 (明治44年)

山梨県南都留郡は富士五湖及びその周辺地域で、江戸時代には谷村(やむら)藩を経て将軍吉宗時代の甲州全域天領化に伴い明治初期まで石和代官所が支配していました。郡域は、県東端で道志川沿い山間部の道志村(どうしむら)、三つ峠(ハイキングコース・ロッククライミングのゲレンデ)登頂口の西桂町(にしかつらちょう)、名水・忍野八海(湧水)や忍野富士で知られる忍野村(おしのむら)、富士五湖の一つ・山中湖を擁する山中湖村(やまなかこむら)、紅葉台・風穴・氷穴で知られ別荘地・ゴルフ場等の保養地である鳴沢村(なるさわむら)、河口湖・精進湖、本栖湖・西湖の富士五湖中4湖が所在して国内最多文字数町の富士河口湖町(ふじかわぐちこまち)の2町4村から成っています。この東部富士五胡地域にも老舗店が残っています。

1911年創業、富士山をモチーフにした沢山の和菓子を販売する 金多留満(きんだるま)

河口湖ICから車で5分程度、河口湖と富士山の間の河口湖寄りにある和菓子店 金多留満(きんだるま)。1911年(明治44年)に、富士吉田市にて創業された同店は、現在山梨県内に3店の和菓子店と、蕎麦屋さんを運営されています。屋号は1番(金)のだるまになりたい、という意味を持ち、「金が多く満ように留まっていく」という意味を込め、「金多留満」という漢字を当てたそうです。

という金多留満さんの外観はこちら。看板に貫禄がありますね。

中に入ると、様々なお菓子が並んでいました。金多留満さんは富士山をモチーフにしたお菓子が沢山あるのですが、こちらの”富士の錦”は羊羹の中に富士山が見える棹菓子。カッコいいですよね。

もう少し寄りカット。カッコよいし美味しそう!

今回は2品購入しました。1つ目は”かねたまる餅”。

開けると説明書きが。「お金がたまりますように」との思いを込めたお菓子とのこと。 こんな感じのお菓子。きな粉を付けた求肥の中に、餡子が入ったお菓子です。鉄板の組み合わせで美味しい。 もう一つ購入したのが”鯉不二羊羹”。片岡鶴太郎さんがデザインしたお菓子だそう。

こんな感じの富士山が見える棹菓子です。 切り分けた図。絵画のような色合いの富士山が奇麗!

金多留満さんの富士山モチーフのお菓子は、複数あるうえ、季節限定も沢山あって、どのシーズンに伺っても楽しめそうです。河口湖にはちょくちょく伺うので、シーズン分コンプリートしたいなぁ。見た目でも味でも楽しめる御菓子、素敵ですよね。

———富士菓匠 金多留満 基本情報———-
〇創業年 1911年創業 / 明治44年創業
〇営業時間
・夏季( 4~9月)  9:00~19:00
・秋季(10~3月) 9:00~18:00
※年中無休
〇住所
山梨県南都留郡富士河口湖町船津7407
(公式サイト)⇒富士菓匠 金多留満(きんだるま)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です