醤油の街野田で、キッコーマンのお醤油ツアーへ行く / 千葉 野田 1917年創業 (大正6年)

※工場見学は2020年秋ごろまで中止とのことです。詳しくは公式サイトのこちらをご覧ください※

茨城県・埼玉県に挟まれた千葉県北東部にある野田市。日本トップシェアの醤油メーカー、キッコーマン生誕の地でもあります。同社のミュージアム、キッコーマンもの知りしょうゆ館へお伺いしました。

1917年創業、野田の醤油屋さんが合同で設立した日本を代表する醤油メーカー キッコーマン

野田市駅から徒歩7分程度の場所にあるのが、キッコーマンの野田工場。この場所には、「もの知りしょうゆ館」という名の、醤油の作り方を解説しているミュージアムがあります。今回はこちらへお伺いしました。

とその前に、キッコーマンと野田の醤油の歴史について、簡単に振り返ります。野田市は古くは永禄年間(1558年から1570年)から醤油づくりの歴史が残る街。市内を通る2本の川の恩恵を受け、醤油ビジネスが発展しました。利根川を経由して大豆・小麦・塩を仕入れ醤油を作り、江戸川経由して江戸に売ることで栄えたそうです。その醤油醸造で有力であった茂木一族と髙梨一族、8家合同によって1917年(大正6年)に野田醤油株式会社が創業されました。この会社が今のキッコーマンとなります。キッコーマンという名前は、この時に合流した茂木佐平治家が使っていた「亀甲萬(キッコーマン)」に由来しています。
※野田醤油株式会社 創業時に合流せずに、独立を維持してきた唯一のメーカーが、天保元年創業の(1830年)キノエネ醤油株式会社となります。

そろそろ本題に戻りまして、キッコーマン社の「もの知りしょうゆ館」の入り口がこちら。野田工場(本社から歩いて数分の場所)に併設されたミュージアムです。見学は無料!

工場入り口で受け付けすると、ミュージアムへ案内されます。醤油ボトルが可愛いミュージアム入り口です。

ミュージアムはざっくり分けると3つのパートに分かれます。メインが醤油の製造工程のツアーとなります。ツアー以外には、お土産コーナーと、カフェ的なコーナーがあります。

まずは醤油の原料から。醤油は大豆・小麦・食塩と微生物で出来ています。フムフム。

醤油の作り方を学びつつスタンプラリーにも参加します。なんとお土産付!

こんな感じで麹の様子を見ることが出来ます。

もろみに関しては、発酵具合の匂いを体感も出来ます。こちらが3か月のもの。 そしてこちらが6か月。かなり色も濃く、匂いも強いです。 見学ツアーの途中に、カフェに到着しました。せんべい、醤油ソフトクリーム、うどん等が販売されています。
こんな感じで食券を買ってオーダーします。 こんな感じのカウンターに食券を渡します。 今回は「しょうゆソフトクリーム」を購入。甘じょっぱくて美味い。 カフェで休憩後にツアーに戻ります。こちらは終盤に出てきた振り返り。醤油って、こんなに長く大変な道のりを経て作られているのか!と改めてビックリ。
ツアー、自分でゆっくり回って大体30分ぐらいな感じ。それで醤油の偉大さがわかるだけでなく、なんと、スタンプラリーを行うとお土産まで頂けちゃいます(売店で引き換えできます)。今回は牡蠣しょうゆ頂けました。卵かけご飯にすっごく合う!

今回初めてツアーで回ったもののご紹介となりましたが、歴史と偉大さを短期間で学ぶことが出来、大変楽しく過ごすことが出来ました。こういう老舗系のミュージアム、超楽しいですね。今年はこういう訪問を増やしていこうと思います。

———-キッコーマン 基本情報———-
〇創業年 1917年創業 / 大正6年創業

以下は、キッコーマンもの知りしょうゆ館の情報となります。
〇営業時間
9:00~16:00 (見学最終受付は15:00まで)
※毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)、4/22-23(月・火)、ゴールデンウィーク(5/3-6)、6/25、お盆(8/13-16)、 年末年始(12/27-1/5)定休日、()は2019年度の定休日
〇住所
千葉県野田市野田110
キッコーマン食品野田工場内
(公式サイト)⇒ キッコーマン株式会社 商品情報サイト | キッコーマン

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