川崎大師 山門前 住吉で久寿餅 / 神奈川 川崎大師 1917年創業 (大正6年)

川崎大師のある川崎市川崎区は、約400年前に東海道五十三次2番目の川崎宿が設置され賑わった地域。およそ900年前に建立され、今も関東の代表的な初詣先の一つである川崎大師(平間寺)の門前町としても永らく栄えたエリアです。そんな川崎大師周辺には老舗の飲食店や和菓子店などが複数残っていますよ。

1917年創業、久寿餅で有名な川崎大師 山門前 住吉

川崎大師駅から徒歩10分強、川崎大師の参道にあるのが川崎大師 山門前 住吉。同じ川崎大師にある住吉総本店から暖簾分けの形で、1917年(大正6年)からこの地で営業されています。

川崎大師へ向かうと、最後に出てくるのが、住吉さんです。リニューアルされたのでかなり外観はモダンです。

かなり店舗が細長いので、逆サイドも撮りました。右側(川崎大師側)が販売店、左側が喫茶室となります。

今回は喫茶室で久寿餅と、冷たい抹茶のセットをオーダーしました。

少し寄り目の久寿餅。白いお餅の上に、きな粉と黒蜜、という変わらないスタイル。お店側できな粉と黒蜜をかけて出しているのは、やや珍しい気もします。

久寿餅をここまであまり説明せずに来ましたが、久寿餅は葛粉を使った葛餅と違い、小麦粉で作る発酵食品となります。なんと13か月以上も水に浸け発酵させてでんぷんをつくっており、そのでんぷんに水を混ぜたり蒸したりして作られています。

初めて久寿餅を食べた時、あれこんなモチモチしたものなんだ(葛餅はどちらかというとプルプルだから)、と思ったのですが、実は長らく理解せずに食べていました。こんなに手間をかけた食べ物だったのですね…。
都内だと池上エリアに複数の老舗 久寿餅屋さんがありますが、川崎大師にも複数の老舗 久寿餅屋さんがありました。どこかのタイミングで制覇できるように頑張ります。

———川崎大師 山門前 住吉 基本情報———-
〇創業年 大正6年 / 1917年創業
〇営業時間
8:30~17:00
※不定休
〇住所
神奈川県川崎市川崎区大師町4-47
(公式サイト)⇒住吉|川崎大師近くで名物久寿餅(くずもち)を中心に伝統の和菓子を販売

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