東京駅のお隣である神田駅近辺にも、様々な老舗が残っています。少し下町の雰囲気も残す神田にある老舗店にお伺いしました。

1923年創業、蕎麦以外のメニューへも評価の高い蕎麦屋 神田 尾張屋

神田駅から徒歩1分、岩本町・淡路町からも徒歩5分程度の場所にある 神田尾張屋本店。1923年（大正12年）に創業された、神田を代表する蕎麦屋さんの一つです。神田尾張屋本店は、元々銀座の尾張町（現・銀座５丁目）で明治初期に創業された三味線屋さんだったそうで、その尾張町の町名から屋号を尾張屋とされたのだそう。ちなみに、三代目の田中秀樹氏は現在、一般社団法人日本蕎麦協会会長をされています。
※創業年については木鉢会ページでは大正9年、ぐるなびページでは大正12年と表記に揺れがあります。このサイトではサイト情報が新しいぐるなび側の表記を創業年としています。

こちらが店舗外観。歴史の趣を感じられる店舗です。

初夏に伺ったため、ちょうど冷やし系メニューが始まったタイミングでした。

中に入りました。冷たいそば・温かいそば・季節のそばと蕎麦メニューが沢山！蕎麦以外の一品メニューにも定評のあるお店です。

今回は季節の蕎麦で冷やしきつね蕎麦をオーダー。食材がカラフルで、冷やし中華みたい。

お蕎麦を少しアップで。お揚げに濃い目の味が染みていて、蕎麦とのバランスがとっても良かったです。紅ショウガとお蕎麦も合うんですね。すっごく美味しかった！ つまみ系メニューからはカツ煮をオーダー。甘めの汁に浸されたカツと玉子のハーモニーが最高ですね。老舗蕎麦屋のカツ煮、大好きです。神田尾張屋本店さん、駅から近い上21時閉店と、老舗蕎麦屋さんの中ではかなり活用しやすい店舗です。つまみ系メニューも美味しいので、仕事帰りに軽く一杯なんて利用も良さそう。軽く飲んで、蕎麦で〆る、凄く良さそうな一日のフィニッシュになりそうですね。

———尾張屋本店 基本情報———-
〇創業年　1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
11:15～21:00
※日曜日・祝日 定休日
〇住所
東京都千代田区神田須田町1-24
（ぐるなび）⇒尾張屋 本店（神田/そば（蕎麦）） – ぐるなび