青森県西部(津軽地方)の弘前(ひろさき)市は、江戸時代は弘前(津軽)藩領で、町村編入・合併を経て現市となった青森市・八戸市に次ぐ県内3番目の都市です。かつては高台の城地や多くの鷹生息地が由来とされる高岡あるいは鷹岡(鷹ヶ岡)と称され、弘前には広大な地勢からの広崎転訛説・十三岬の呼称だった尾閭(びろ)ヶ崎(尾閭は十三岬から松前までの海の呼称)転訛説等の由来説がありますが、弘前への改称理由と共に不詳です。林檎生産量が全国一(25%)で、林檎加工品・嶽きみ(玉蜀黍)・寒造り干し餅・麩・麩菓子(パンダのうんこ・ジャンボー等)・銘菓(竹流し・バナナ最中等)・つがる漬・清酒等の特産品・名物や、けの汁(粥の汁)・じゃっぱ(あら)汁・棒鱈と蕗の煮つけ・筍と身欠鰊の炒めもの・筍田楽・貝焼き味噌・津軽蕎麦等の豊富な郷土食があります。市内には多数の老舗が残っています。
1925年創業、関東で修業を終えた3代目が新たな菓子作りを行う 開源堂川嶋
弘前駅から徒歩15分ほど、車で7分前後の場所にある 開源堂川嶋。1925年(大正14年)に創業された菓子店です。現在は3代目のご主人に代替わりしております。1996年(平成8年)まで関東で修業されていたと、ご主人の公式Twitterに記載がありました。
という、開源堂川嶋さんの外観です。開のくずし字なのかが難しくて読めませんでしたw。
店内に入ります。かなり沢山のお菓子がディスプレイされていました。
さらに続くディスプレイ。これだけ沢山あると悩んじゃいますね。
お店の方にご相談したところ、「夏だと笹餅が人気です」とのことだったので、この笹餅を購入。串に3個刺したスタイルです。珍しいですね。
購入したのがこちら。日持ちが当日だったの、弘前駅構内で食べておりますw。
こんな感じの黒糖を使ったお餅で、黒糖のういろうを柔らかくしたような感じで美味しかったです。
もう一つ買うなら何ですかね?と相談したところ、最中が良く出ます、とのことだったので、こちらの銘菓・源氏最中を購入しました。
二つに分けて食べられるのが食べやすくて良いです。餡子も甘くって美味しい。
開源堂川嶋さん、お菓子の種類が多くってどれを食べようかすごく悩みました。そういう時に、季節限定(笹餅)と、定番(源氏最中)があるのは選びやすくて良いですね。今度はまた別のお菓子も食べてみたいと思います。
——-開源堂川嶋 基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
・【3~10月】9:00~19:00
・【11~2月】9:00~18:30
※日曜日 定休日
〇住所
青森県弘前市品川町15番地
(公式Twitter)⇒ 御菓子司 開源堂川嶋 店主(三代目)