愛媛といえばの一六タルトは知ってるタルトと形が違う / 愛媛 松山 1883年創業 (明治16年)

愛媛県中部で県庁所在地の松山市は、四国地方最大の都市。徳川家康に味方した豊臣秀吉子飼衆の加藤嘉明が伊予国正木城(現・伊予郡松前町)から伊予国温泉郡(現・松山市)の領主となり、松山と命名して伊予松山藩を立藩し、松山城を築いて城下町を整備しました。姫だるま・日本三大産地の竹細工等の伝統工芸品や温州蜜柑・伊予柑・葡萄(ニューピオーネ)・長茄子・蚕豆等の農産物が特産です。油揚げ(松山揚げ)・松山鮓(もぶり飯)・蛸飯・鯛飯・鍋焼きうどん等の郷土料理やタルト・薄墨羊羹・坊ちゃん団子・醤油餅・労研饅頭・日切焼等の銘菓も多く、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が点在しています。

1883年創業、愛媛を代表するお菓子一六タルトの製造・販売を行う 一六本舗

大街道子駅から徒歩7分ほど、松山駅から車で10分前後の場所にある 一六本舗  勝山本店。1883年(明治16年)に、玉置貞次郎・ムラ夫妻によって創業された和菓子店です。一六という特徴的なお名前は、創業年の明治16年に由来しています。

一六本舗さんといえば、一六タルトが有名ですが、タルトといってもフルーツがクッキー状のお皿に乗ったケーキ状のものではなく、ロールケーキのような見た目をしています。一六タルト及び松山近辺でタルトと呼ばれているお菓子は、1600年代半ばに、松山藩主・松平定行が長崎で南蛮菓子に接し、その味と製法を持ち帰ったことで生まれたお菓子。元々はカステラの中にジャムが入ったお菓子だったそうですよ(今はカステラに餡子が入っています)。

という、一六本舗 勝山本店の外観です。一六さんの店舗とわかりやすい外観ですね。

店内に入りました。飛び込んでくるのはもちろんタルトです。ディスプレイの中はセットもの中心です。

こちらはバラ売りコーナー。沢山あるフレーバーを、1つずつ買うことができます。嬉しいですね。

一六タルトは季節ごとに限定フレーバーがあります。お伺いした1月末は、あまおう苺味が出ていました。ラッキー過ぎる。

こちらがタルトです。知らずに見ると、ロールケーキに見えちゃいますよね。あまおう苺味は、あんこに苺フレーバーが乗っていてとても美味しかったです。ちなみにこちらはカット版を買っていますが、ロールケーキに切る前の姿があるようにタルトも1本買いが出来ます。

ここからは以前お取り寄せしたものです。一六タルトの定番といえばゆず味なんです。ゆず味のあんこが爽やかで美味い。

瀬戸内レモンを使った一六タルトも購入しました。程よい酸味がちょうどよくって美味い!

一緒にお仕事した愛媛県人の人に、「愛媛といえばタルトですよ」と言われ、ずっと食べたいと思っていたお菓子の1つなんです。初めて見た時は、「え、これがタルト?」と驚いたのですが、今やすっかり慣れましたw。お菓子の世界も広くて楽しいですよね。

↓楽天でも一六タルトは購入できますよ。

 

——- 一六本舗 基本情報———-
〇創業年 1883年創業 / 明治16年創業

以下は、勝山本店の情報です。
〇営業時間
・9:00~19:00
※無休
〇住所
愛媛県松山市勝山町2丁目8-1
(公式サイト)⇒ 株式会社一六(一六本舗) | 一六タルト 名菓 お土産 | 愛媛県 松山市

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