林万昌堂の純天津甘栗、美味しい / 京都 京都市下京区 1874年創業 (明治7年)

京都市下京(しもぎょう)区は、JR等の京都駅周辺の京都駅ビル・京都タワー等を中心に商業施設が集積し、四条通の四条烏丸(烏丸通)から四条河原町(河原町通、下京区・中京区)までは市内有数の繁華街となっています。平安末期頃に二条通をほぼ境にして平安京の南側を下辺(しものわたり・しもわたり)、北側を上辺(かみのわたり・かみわたり)と称し、中世にそれぞれ下京・上京となって、下京は商業地区で民衆の町でした。西本願寺(世界遺産)・東本願寺があり、五条大橋・京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)等の観光名所も多く、区内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1874年創業、甘栗専業100年超の林万昌堂

四条河原町のバス停から徒歩3分ほど、四条駅から徒歩10分ほどの場所にある 林万昌堂。1874年(明治7年)に、くわいや武兵衛の名で創業されました。大正期に入り甘栗専門店として営業を始めており、甘栗店として100年強の歴史をお持ちです。

という、林万昌堂の四条本店にお伺しました。お店の前に人がいたので看板のみで。 看板、もうちょいよりで。創業明治七年がカッコ良いですね。 こんな感じでサイズごとで購入できます。林万昌堂さんでは、中国河北省秦皇島市青龍満族自治県産の河北栗子という栗を利用されています。果肉の甘みがしっかりしていて、渋皮が剥きやすいのだそう。中国本土でも最高品質の栗と認められているそうですよ。 ここから栗を掬って袋に入れてくれる感じです。

今回最小サイズを2つ買って、1つをホテルで食べ、1つを持って帰ってきたはずが、ホテルか会議室に忘れてなくすという失敗をし写真も撮れなかったという…。美味しかった甘栗の写真を載せたいので、近々タカシマヤに買いに行こうと思います(日本橋・新宿・横浜の各店で販売中)。もう一度食べることが出来ることをポジティブに考えますw。
林万昌堂さんのウェブサイトによると、甘栗が食べられ始めたのは元代・1300年代のことで、日本へは1900年代に神戸に伝わったそう。この甘栗を天津甘栗と呼ぶのは日本独特の呼び方で、中国全土で収穫された甘栗を天津の港から日本へ運んでいたことに由来するそう。そういう意味だったのね…!

———林万昌堂 基本情報———-
〇創業年 1874年創業 / 明治7年創業
〇営業時間
・10:00~20:00
※1/1 定休日
〇住所
京都府京都市下京区四条通寺町東入ル御旅宮本町3番地
(公式サイト)⇒ 京都 甘栗の老舗 林万昌堂

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