服部製糖所の干菓子ブランド・わんさんぼんが劇的に可愛い / 徳島 阿波市 1864年創業 (元治元年)

徳島県北東部で吉野川北岸の阿波(あわ)市は、江戸時代は蜂須賀家の徳島藩(阿波藩)領で、2005年(平成17年)の板野郡吉野町・土成町及び阿波郡市場町・阿波町の4町合併で発足しました。古代には現・徳島県の北地域は粟の生産地で粟国(南地域は長国)と称されており、和銅6年(713年)の元明天皇による好字令に基づく地名二字表記化で粟が阿波となりました。苺・葡萄・ポンダリン(柑橘)・西瓜・レタス・トマト・スイートコーン・茄子・洋蘭・阿波和三盆糖・清酒・たらいうどん等の特産品・名物があり、市内には老舗の和菓子店・食品会社・酒蔵などが残っています。

1864年創業、わずか4軒しか残っていない和三盆の製糖所の1つ 服部製糖所

一条学校前のバス停から徒歩16分ほど、徳島駅から車で30分前後の場所にある 服部製糖所。1864年(元治元年)に、創業された和三盆を作る製糖所となります。和三盆はサトウキビから作られる砂糖の1種です。服部製糖所では在来品種・竹糖(ちくとう)を徳島県内の自社畑・契約農家で栽培していらっしゃいます。現在は13代目の方の御子息にあたる3兄弟で、長男の方が他のお仕事をしながらサポート、14代目の次男は干菓子ブランド・わんさんぼんの立ち上げ、そして三男の方が15代目に就任され、3兄弟で服部製糖所を守られているそうです。

という、14代目が立ち上げられた干菓子ブランド・わんさんぼんから、干菓子を色々とお取り寄せしました。めちゃくちゃ可愛いですよね。

その1、金魚です。こちらは紫芋、と書いてありますが、ぶどうの形かしら。
そしてティーカップ。 リス。動物系もかわいいですね。こちらはコーヒー味。 深蒸し茶味のクローバー。 赤ちゃんと哺乳瓶のセット。可愛いすぎでしょw。 こちらはニット帽。
自転車とスニーカーのお出かけセット。
1つ取り出した図。こちらのリスはコーヒー味だったので、黒っぽいコーヒー粒子も見えますね。

干菓子は伝統的な意匠を使ったかっこいいデザインのものは幾つかありますが、こういった現代的なデザインのものはあまり見たことがないので感動しました。丁寧に作られた和三盆の味も、時がゆったり流れるかのような深い味わいで、優しく美味しかったです。商品は公式サイトから購入できますよ。

——-服部製糖所 基本情報———-
〇創業年 1864年創業 / 元治元年創業
〇営業時間
・9:00-17:00
※木曜日・金曜日 定休日
〇住所
徳島県阿波市吉野町西条東姥御前270
(公式サイト)⇒ 阿波和三盆糖 服部製糖所

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