遊郭建築で食べる畑屋の鰻重 / 埼玉 飯能市 1902年創業 (明治36年)

埼玉県南西部の飯能(はんのう)市は入間川上流の渓口集落として発展した町で、地名由来には榛(はん)の木が茂る野で“榛野”転訛説・“萩野”転訛説・武蔵七党丹党の判乃氏居住説等があります。江戸時代は武蔵国西部の山間地帯と同様に幕府領でした。中世より林業が盛んで、江戸時代には火事多発で木材不足の江戸に、入間川・高麗川等から荒川経由の10日間程度で一帯の杉・檜等の木材が大量に運ばれ、江戸の西の川からの“西川材”と称されました。主産地の入間市に連なり狭山茶も生産され、地酒や四里餅等の名物もあり、市内には老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。

1902年創業、料亭から鰻屋へと転身した 畑屋 (はたや)

本町のバス停から徒歩1分ほど、飯能駅から徒歩11分ほどの場所にある 畑屋。1902年(明治35年)に創業された鰻店です。大正期に建てられた木造3階建の遊郭建築で、元々は料亭として創業されたそう。看板の文字は随筆家・平山蘆江氏の書だそうです。

という畑屋さんの外観です。角地に立つ超立派な建物です。

こちらは横側の風景。

そして正面入り口です。すぐ手前が道路で引き写真が撮れずでした。

店内に入りました。メニュー表はこちらです。鰻メニューが沢山。やっぱりここはうな重ですかね。
ということで、オーダーしたうな重です。

オープンした図。いやぁ、美味しそう!

この日飯能を歩いて疲れていたので、鰻が体に染み渡りました。こういう時は関東スタイルのふわっと&とろっとした鰻が合うなぁと改めて思いました。まあ、関西スタイルも関東スタイルも結局のところ好きなんですけどね。畑屋さんは次回お願いができれば、建物内部も見て回りたいなぁ。

———畑屋 基本情報———-
〇創業年 1902年創業 / 明治36年創業
〇営業時間
・11:30~14:00(L.O.13:30)
・16:30~19:00(L.O.18:30)
※月曜日 定休日 (祝日の場合は営業し、翌日定休日)
〇住所
埼玉県飯能市仲町21-16
(食べログ)⇒畑屋 – 飯能/うなぎ | 食べログ

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