後藤の飴のニッキ飴 / 東京 谷根千 1922年創業 (大正11年)

谷根千とは、地理的に隣接する谷中(台東区)・根津(文京区)・千駄木(文京区)の頭文字を繋げて3地域を一体的に捉えた造語。1984年(昭和59年)~2009年(平成21年)に刊行されていた『地域雑誌 谷中・根津・千駄木』により広められました。この地域は昭和の戦災をあまり受けず戦後も大規模再開発を免れて昔の街並み・古民家などを残しており、近年は静かな住宅地・寺町の間に個性的な雑貨店・飲食店も増え、多くの散策者・行楽客を集めており、老舗の和菓子店なども何軒か点在しています。

大正11年創業、自家製飴がウリの後藤の飴

日暮里駅から5分強の場所、谷中銀座の入り口に、大正11年創業の「後藤の飴」さんはあります。創業期から手作りの飴と、和菓子を販売されているお店です。

こちらが店舗外観。味のある看板が飾られています。

軒先に飾られていたのは、かりんとう。こちらは週末のみの販売だそうですよ。大正11年創業もアピールされていますね。

店内に入ると所狭しと、色んな飴が並べられています。これ全て手作りだそう。凄い!

名物商品といえば、元祖ニッキ飴。昔はどこでも買えた印象がありますが、最近見なくなりましたね。

今回は氷砂糖とニッキ飴を買いました。こちらが氷砂糖。この優しい甘さは、たまに食べたくなりますよね。

そしてニッキ飴がこちら。

後ろのシールを見て、ニッキ = シナモン (桂皮)と気が付きました。そうか、同じ匂いですね(今更w)。

あまり飴を食べるシーンが、個人的には無いのですけれど、久々に買ったニッキ飴は、ストレス解消というか、仕事のテンションを変えるのにちょうど良いスパイスになって、考えた人凄いな、と思ったりしました。そんなに食べないので中々減りませんが、無くなったら買い足しそうな勢いです。昔ながらのお菓子もいいものだなぁ、と改めて感じました。

——-後藤の飴 基本情報———-
〇創業年 大正11年創業 / 1922年創業
〇営業時間
10:30~19:00
※水曜日 定休日
〇住所
東京都荒川区西日暮里3-15-1
(公式サイト)⇒ 後藤の飴 | 谷中銀座商店街振興組合

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