美老園のソフトクリームと、最高のテイクアウト日本茶 / 鹿児島 鹿児島市 1881年創業 (明治14年)

江戸時代、島津氏の薩摩藩城下町として栄えた鹿児島市。1540年(天文18年)にフランシスコ・ザビエルが上陸した日本のキリスト教初伝来地で、江戸時代末期には第28代島津斉彬による集成館事業により反射炉・溶鉱炉等が建造された日本の近代工業化発祥地とも言われています。鹿児島湾(錦江湾)西岸市街地から桜島を望む景観により“東洋のナポリ”と称され、鹿児島城(鶴丸城)・城山公園・仙巌園(磯庭園)・尚古集成館・照国神社等の旧跡や山形屋鹿児島本店等の歴史的近代建築物など観光名所も多数存在します。つけあげ(薩摩揚)・薩摩汁・壺漬・酒寿司・鶏飯・黒豚や地鶏やきびなご等の料理・かるかん・あくまき両棒(じゃんぼ)餅等の薩摩・奄美の郷土食品・料理・菓子なども豊富で、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1881年創業、代表銘茶「さつまほまれ」で知られる美老園

鹿児島市内の繁華街天文館の隅、電停 いづろ通駅から徒歩1分強の場所にあるお茶屋さん美老園。1881年(明治14年)に宮崎県都城市にて創業し、明治36年に鹿児島へ移られたそうです。鹿児島は明治時代からアッサム種のお茶が育てられるなど、昔からお茶の名産地として知られ、現在でも静岡に次ぐ規模の生産量を誇っています。

こちらが美老園さんの本店。抹茶ソフトが目に飛び込んできますねw。お店に入ると、お茶だけでなくお茶を使ったスイーツも販売されていました。入り口にあったソフトクリームもモチロン売っています。既に肌寒い日ではありましたが、抹茶ソフトが美味しそう過ぎたので購入しました。バニラとのミックスです。甘みと苦みのバランスが素敵。食べていたらお茶をくださいました。緑茶という名前が良く理解できる凄く奇麗な緑色のお茶です。

あまりにも美味しかったのでテイクアウトでお茶を購入しました。このスタイルでお茶買えるの凄く良いですね。コンビニで売って欲しい。

鹿児島のお茶、実はあまり印象がなかったのですが、とても繊細で甘みを含んだ良いお茶を体感し、流石お茶王国!と、一人感動してしまいました。テイクアウトで持ち歩いて、このクラスのお茶がごくごく飲めるって凄く豊かな文化ですよね。鹿児島行くときの定番コースにしてもよいのでは、と思うぐらい。
と同時に、日本茶の良さを手軽に体感できる、美老園さんと似たスタイルのお店が、日本中に出来たら素敵だなぁと思いました。そう思わせてくれるぐらい美老園さんのお茶テイクアウト素敵でしたよ。ぜひ体感を。

———美老園 基本情報———-
〇創業年 明治14年 / 1881年創業
〇営業時間
10:00~19:00
※元旦 定休日
〇住所
鹿児島県鹿児島市中町5-2
(公式サイト)⇒お茶を育てて130余年|鹿児島 お茶の美老園

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です