朝松庵で、元祖カレー南ばんを食べる。はじめてだけど、懐かしい / 東京 上目黒 1892年創業 (明治25年)

目黒は、少なくとも鎌倉時代には存在していた地名であるものの、その名の由来は諸説あり、分からなくなってしまっているそう。そんな目黒区の北部に上目黒の老舗店にお伺いしました。

1892年創業、カレー南ばん・カレー丼を開発したお店 朝松庵

中目黒駅から徒歩7分ほどの場所にある 朝松庵。1892年(明治25年)に大阪で創業されました。朝松庵さんといえば、カレー南ばんとカレー丼発祥の店として知られているのですが、その発明は1908年 (明治41年)2代目のご主人角田酉之助さんの時。当時はやっていた洋食を取り入れようと考え思いついたそうです。その翌々年の1910年(明治43年)に東京進出をされ、現在につながる、という歴史のようです。

※朝松庵さんの創業年、カレー南蛮発祥の年には各サイトで揺れがあります。今回1892年(明治25年創業)としたのは、アド街ック天国の記載と、ぶらり途中下車の旅から判断。カレー南蛮発祥の年を1908年(明治41年)としたのは、下部に写真掲載している店舗での記載を採用しております。

という朝松庵さんの外観はこちら。昔ながらの蕎麦屋さん感ある!

店舗のディスプレイはこんな感じ。レトロで素敵だなぁ。

中に入りました。メニューは麺類・ご飯物・一品物がありかなり充実。

名物のカレー南ばんと、カレー丼については由来も書いてありました。前述したカレー南ばん発祥年は、こちらの記載をベースとしています。

ということで頼みました、カレー南ばん。そば・うどんを選べたのですが、お蕎麦屋さんなのでお蕎麦頼もう!と、蕎麦をチョイス。

せっかくなので上からの写真もどうぞw。カレーは和風出汁が効いている、お蕎麦屋さんのカレーで、懐かしい味がする!一口目はマイルドですが、スパイスが効いてくるからか、辛さが後からやってきて、じんわり体の中から温まってきます。美味い、懐かしい! 店舗の壁には、カレー丼の雑誌記事が何かが。こちらでは発祥年が1909年(明治42年)となっています。色々揺れがありますねw。

ちなみに12月1日は、カレー南蛮の日として認定されいてます。これは2代目のご主人角田酉之助さんの誕生日にちなんだものなのだとか。カレーうどん100年革新プロジェクトさんが主導して制定されたよう。カレー南蛮・カレーうどん、既に100年越えの歴史ある食べ物なんですね。ちょっとビックリ。そんな元祖が食べられるなんて得難い体験なので、目黒方面に行かれる方はぜひ足を延ばしていたければと思います。

——朝松庵 基本情報———-
〇創業年 1892年 / 明治25年創業
〇営業時間
・11:30~15:00
・17:00~20:30
※火曜 定休日
〇住所
東京都目黒区上目黒2-42-12
(食べログ)⇒ 朝松庵中目黒/うどん [食べログ]

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