浅香家 本店で、しょうゆ・のり・えび煎餅 / 東京 足立区西新井 明治時代創業 (1800年代後半)

足立区西新井は、826年(天長3年)に弘法大師(空海)開基と伝わる総持寺(西新井大師)の門前町として江戸時代に発展しました。総持寺は、平間寺(川崎大師、神奈川県川崎市)・観福寺(観福寺大師、千葉県香取市)と共に“関東三大師(空海を祀る関東厄除け三大師)”の一つで、古くから“関東の高野山”と称されています。空海が加持祈祷の際に湧水したという総持寺境内の井戸が本堂の西側にあったことから西新井(西の新たな井戸)となったのが地名の由来。東武鉄道・西新井駅前の日清紡東京工場跡地が総合商業施設・アリオ西新井となり、高層集合住宅建設など再開発が進むこの町にも、東武鉄道・大師前駅周辺などに老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。

明治時代創業、150年以上の歴史を持つ煎餅店 浅香家 本店

大師前駅から徒歩3分ほどの場所にある 浅香家 本店。明治時代に創業された150年以上の歴史を持つ煎餅店です。西新井大師は、煎餅で有名な埼玉県草加市に近いからか、煎餅屋さんが沢山あります(といっても近年残念ながら閉店が続いておりますが)。

という、浅香家 本店さんの外観です。とても味のある建物で、戦後に建てられたものだそう。

正面からの図です。カッコ良いですよねぇ。

店頭には残念ながらお煎餅がない…、もう店じまい時間かしら、と思いお店の方に聞いて見たら、ディスプレイしてないだけらしい。

で、ここから選んでください、とのことでした。大きいサイズの210円と、小さいサイズの105円があるそうです。

オーダーしたら、木箱に保管されているお煎餅を取り出してくれました。味があって良いなぁ。

で、購入したのがこちらです。3枚購入しました。

こちらのほうが3枚とわかりやすいですねw。しょうゆ・のり・えびの3枚を買っています。

のりは海苔が巻いてあるのではなく、青のりが入っているお煎餅でした。青のりの爽やかな香りがして美味しい。

似ているのでどっちがどちらか分からなくなりましたが、しょうゆかえびです。おそらくしょうゆです。

で、たぶんこちらがえびです。えびは海老の香りがしっかりして美味しかったです。

お煎餅屋さん、どんどん減っている印象があるので、こういった昔ながらのお煎餅屋さんを見つけると嬉しくなってしまいます。関東でお煎餅といったらやっぱり草加の印象が強いですが、東京のお煎餅も美味しいので残って欲しいですね。

——-浅香家 本店 基本情報———-
〇創業年 明治時代創業 (1800年代後半)
〇営業時間
・9:00~18:00
※なし
〇住所
東京都足立区西新井1-7-15
(食べログ)⇒ 浅香家 本店 – 大師前/和菓子 | 食べログ

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