旭饅頭で日田銘菓そば饅頭を食べる / 大分 日田市 1865年創業 (慶応元年)

大分県北西部の日田(ひた)市は、福岡・熊本両県と接し、山に囲まれ多くの河川が流れ込む盆地にあります。かつては豊後国で、江戸時代は幕府直轄領であり、中期以降は郡代による九州各地の天領支配の拠点となりました。地名由来には4世紀頃在位とされる景行天皇の九州遠征時に人間姿で現れた神の久津媛(ひさつひめ)転訛説、飛来の大鷹が飛び去り後に湖水が干潟化し三つの丘が現れたとの神話によるヒタカ転訛説等の諸説があります。日田やきそば・高菜巻(寿司)・ひたん寿司・もみじ(鶏足煮)・たらおさ(棒鱈の胃)煮〆(ぼんだら)等の地場料理、とり天・だんご汁等の県特有の郷土料理があり、市内には和菓子店・食品店など老舗が残っています。

1865年創業、元祖栗そば饅頭で知られる 旭饅頭

昭和学園前のバス停から徒歩7分ほど、日田駅から徒歩18分ほどの場所、天領日田の町並みの面影が多く残る豆田町にお店を構える 旭饅頭。1865年(慶応元年)に創業された和菓子店で、現在は6代目のご主人が運営にあたられています。日田といえばそば饅頭が有名な街ですが、旭饅頭さんはそんなそば饅頭に栗を入れた栗そば饅頭の発祥のお店となります。

という、旭饅頭さんの外観です。
店頭にはこんな看板が。人気No.1は栗そばまんじゅう、No.2かんぎえん饅頭、No.3やぶれまんじゅうと続きます。
栗そば饅頭は6代目ご当主が考案したものだそうです。
店内に入りました。お伺い時間が遅かったこともあり、栗そば饅頭は売り切れ。無念…!
こちら栗そば饅頭のお写真。これはあれだ、また来なさいという天からの声だなw。
ということで、今回はプレーンなそば饅頭を購入しました。
裏には手づくりのシールも。
こちらが袋から取り出した図です。

今回の日田ツアーで、そば饅頭は2種類食べることが出来ました。この地では、もともと杉が育てられていて、その跡地に埋められたのが蕎麦だったことから、この地でそば饅頭が銘菓として定着しました。まだ2種類なので、なんともいえない部分はありますが、蕎麦と山芋で作られた皮とあんこのマッチング度はとても高く、素朴で童心に帰れるような美味しさがあります。また食べたいなぁ。

——- 旭饅頭 基本情報———-
〇創業年 1865年創業 / 慶応元年創業
〇営業時間
・9:30-18:00
※12/31~1/4日 定休日
〇住所
大分県日田市豆田町5-20
(公式サイト)⇒ 甘酒饅頭 | 和菓子専門店 旭饅頭

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