ブッチングハウスの味を今に伝える土井ハム / 長崎 大村市 1919年の味にルーツ(大正8年)
長崎県中央部で大村湾に臨む大村市は、戦前・戦中は海軍航空隊・航空廠の軍都として発展し、現在はハイテク産業なども…
続きを読む →長崎県中央部で大村湾に臨む大村市は、戦前・戦中は海軍航空隊・航空廠の軍都として発展し、現在はハイテク産業なども盛んで、世界初の海上空港である長崎空港を擁する県の玄関口であり、アクセスの良い長崎・佐世保各市のベッドタウンでもあります。平安期の文献に“(肥前国)彼杵郡(そのぎぐん)大村郷”と記されており、これは現市中心部の大村地区ではなく北方の松原・福重・竹松地区であったとの説があり、当該地区は奈良期以前から戦国期までは一帯の中心地だったとされています。江戸時代は大村藩で、転封もなく代々の領主だった大村氏は、900年代前後に当地に定住した藤原氏遠縁を祖として当地を長らく治めていたと伝わります。米・黒田三寸人参・アスパラガス・トマト・苺・温州蜜柑・牡蠣・なまこ・さざえ・雲丹・蝦蛄等の特産品や塩茹で落花生・へこはずしおこし・珈琲豆(寿古コーヒー)・ドイツ式ハム・大村寿司・にごみ(各種野菜煮込み)等の名物・郷土料理があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
長崎県中央部で大村湾に臨む大村市は、戦前・戦中は海軍航空隊・航空廠の軍都として発展し、現在はハイテク産業なども…
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