日本一うすい和菓子、正観寺丸宝の松風 / 熊本 菊池市 1897年創業 (明治30年)
熊本県北部の菊池市は、清冽な菊池川源流の菊池渓谷や菊池温泉で知られ1958年(昭和33年)発足の旧・菊池市(旧…
続きを読む →熊本県北部の菊池市は、清冽な菊池川源流の菊池渓谷や菊池温泉で知られ1958年(昭和33年)発足の旧・菊池市(旧・菊池町)が2005年(平成17年)に2町1村と合併して現市となりました。7世紀後半に築かれた鞠智(くくち)城や平安期の文献の久々知(くくち)表記から転訛して“きくち”となったとされ、“くくち”の意味には潜地・含地(柵に囲まれた地)等の諸説があります。南北朝期から室町期は大宰府府官系譜の菊池氏が隈府(わいふ)を拠点に治め、江戸時代は細川氏の熊本(肥後)藩領でした。江戸時代に穀倉地帯として知られ大坂堂島米相場基準とされた菊池米・水田牛蒡・ヤーコン・原木椎茸・果物(メロン・苺・西瓜等)・花卉(カスミ草・トルコ桔梗等)等の栽培や西日本最大の酪農地帯として畜産・乳業が盛んです。市内には銘菓(松風・落雁・柚餅子等)などの和洋菓子店が多数あり、菊池アイス(各種アイスクリーム)が名物で、老舗の和洋菓子店・食品店などが残っています。
熊本県北部の菊池市は、清冽な菊池川源流の菊池渓谷や菊池温泉で知られ1958年(昭和33年)発足の旧・菊池市(旧…
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