新宿区北部の戸塚町(とつかまち)は、旧豊多摩郡~旧東京市淀橋区の戸塚町を経て、東西に長い新宿区戸塚町(一~四丁目)となりましたが、1975年(昭和50年)の住居表示実施により二~四丁目が高田馬場(一~四丁目)・西早稲田(一~三丁目)となり、現在は一丁目のみとなっています。戸塚の地名由来には、戸で洪水防御説・宝泉寺境内の富塚転訛説・岡本邸内の白狐棲息の狐塚転訛説・古塚多く十塚転訛説・喜久井町の供養塚だった富塚転訛説・源義経凱旋時に兜を埋めた兜塚転訛説等があります。町内には老舗の飲食店が残っています。
1905年創業、ミルクホールとして始まった 高田牧舎
馬場下町のバス停から徒歩2分ほど、早稲田駅から徒歩5分ほど、 早稲田大学南門目の前にある 高田牧舎。1905年(明治38年)に、藤田源太郎氏がミルクホールとして創業したことが始まりです。社名は、藤田氏が高田町(現、穴八幡神社周辺)にあった牧舎の息子であったことに由来しているそうです。ミルクホールとは、明治政府が体質改善にミルクを飲むことを推奨したことからヒットした業態で、ミルクの提供を主にしつつも軽食の提供もしていました。高田牧舎さんの場合は、その後洋食店へと転身され、4代目の代替わり時に薪窯焼きピッツァをメインとした Pizzeria TAKATA BOKUSYAへとリニューアルされています。
という、高田牧舎さんの外観です。ピッツァを焼く用と思われる薪が沢山おいてあります。
入り口横のガラスにはsince1905の文字も。
お店の前にある看板のピッツァ。マルゲリータ美味しそうね。
メニュー表が出てきます。全てのメニュー、ドリンクとサラダ付きです。嬉しいですね。
ランチセットのドルチェもあります。
まずはサラダが登場。アンチョビが入っているのか香り高いドレッシング。 そして、ピッツァ入場。散々悩んだ結果、クアトロフォルマッジをオーダーしました。チーズのバランスが最高に美味しい…! 折角なのでドルチェにティラミスをオーダー。ほろ苦くて美味い。高田牧舎さん、ピッツァの専門店へと舵を切られただけあって、本格派の美味しいピッツァが食べられました。次は最後まで悩んだマルゲリータを食べに行きたいなぁ。こんな美味しいピッツァのお店が大学近くにあるなんて、早稲田の人が羨ましいです。
———高田牧舎 基本情報———-
〇創業年 1905年創業 / 明治38年創業
〇営業時間
・火曜〜金曜
11:30~15:00(14:00LO) / 17:30~21:45(21:00LO)
・土日祝日
11:30~15:30(14:45LO) / 17:30~21:45(21:00LO)
※月曜日 定休日 (営業する日もあり)
〇住所
東京都新宿区戸塚町1-101
(公式サイト)⇒高田牧舎 – 『本格薪窯焼きPizza』を中心としたカジュアル・イタリアンレストラン