祝・再開!竹林堂本舗、甘酒まんじゅう 美味しいよ。 / 富山 富山市 1773年創業 (安永2年)

富山県の県庁所在地である富山市は、2005年(平成17年)に旧・富山市と6町村とが合併して発足しました。47都道府県庁所在地中2位の総面積は県の約3割で、1市町村が都道府県に占める割合では全国一となっています。米・梨・葡萄・イチジク等の農産物や富山湾のホタルイカ・シラエビ・ズワイガニ・寒鰤等の豊富な魚介類が特産です。かつては神通川に遡上していた鱒による鱒寿司が名産で、市内には多数の製造・販売店があり、“月世界”等の和洋菓子店・“満寿泉”等の酒蔵や飲食店なども多く、老舗が点在しています。

1773年創業、富山藩の製菓御用を賜った 竹林堂本舗

荒町駅徒歩4分ほど、富山駅から徒歩26分ほどの場所にある 竹林堂本舗。1773年(安永2年)に、創業者の善次郎(ぜんじろう)氏が饅頭を作り始めたことがスタートです。当時の富山藩藩主・前田公に現在も代表銘菓として知られる 甘酒まんじゅうを献上し、藩直の製菓御用を賜っています。1790年(寛政2年)に前田公より竹林堂の称号を与えられており、それ以降代々当主の方は善次郎の名と甘酒饅頭を引き継がれています。

そんな竹林堂さんは機材の老朽化等で2022年4月から休業に入っていらっしゃいましたが、24年2月に店舗を再開され、新たな店舗で再スタートされています。

という、新店舗にお伺いしてきました。私は初めて伺った時が休業タイミングだったので、旧店舗を存じ上げないのですが、新店舗は和モダンな歴史を感じるけれど、新しさも感じる素敵店舗でした。この写真はお店上部です。 全体像だとこんな感じ。改装中の時から、左の岩は置いてあった記憶があります(逆サイドにあった気もするけど)。 店内に入りました。いやー、めっちゃオシャレ。こちらがディスプレイです。1番手前が、代表銘菓・甘酒まんじゅうでした。竹林堂さんは、再開後にパティシエ辻口博啓氏と共に新ブランド・善次郎もスタートしており、甘酒まんじゅうから右側にあるものは、和スイーツが並んでいました。 店内には富山藩に献上する際に使っていたお重箱が飾られていました。 上からみるとこんな感じです。 で、こちらが購入した甘酒まんじゅうです。 甘酒まんじゅう、はじめて食べましたが、一般的な酒まんじゅうよりも一段あまーい日本酒の香りがするお饅頭で、とても上品な味がしました。口いっぱいに広がる甘い香りが、個人的にはとても心地よかったです。ゆったりとした時間に合う、時間軸まで変えてくれそうな素敵なお菓子なんです。もしかしたら人を選ぶ味の可能性もありますが、和菓子が好きな方ならきっと気に入るのではないのかと!

———-竹林堂本舗 基本情報———-
〇創業年 1773年創業 / 安永2年創業
〇営業時間
・10:00 – 18:00
※火曜・水曜 定休日
〇住所
富山県富山市中央通り1丁目5-2(中央通りアーケード内)
(公式サイト)⇒ 竹林堂本舗 | 250年以上の歴史を持つ甘酒まんじゅうの老舗和菓子店

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