福岡県南部で筑後地方の久留米(くるめ)市は、県人口で第3位の筑紫平野最大の都市で福岡市のベッドタウンともなっています。地名由来には、上古の大陸渡来機織り工人集団“呉部(繰部、くりべ)”居住地説・同集団の呼称“呉姫(くれひめ)・呉女(くれめ)・繰女(くりめ)”転訛説・筑後川蛇行による“くるめく(転く)”転訛説等の諸説があります。江戸時代は有馬氏の久留米藩の中心地でした。ブリヂストン創業地で生産拠点であり、靴等のゴム加工品企業の工場が多く所在しています。久留米絣・久留米籃胎(くるめらんたい)漆器の伝統工芸品で知られ、植木・苗木や巨峰栽培の発祥地とされ、久留米ラーメンは豚骨ラーメンの元祖とされています。久留米焼鳥も名物で人口30万人強の市内には同1万人当たり約8軒と日本一の店舗数の焼鳥屋があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
天保年間創業、民事再生を終結し通常営業復帰を果たした 鷹正宗 (たかまさむね)
六ツ門・シティプラザ前のバス停から徒歩3分ほど、西鉄久留米駅から徒歩15分ほどの場所にある 鷹正宗。天保年間創業 (1830–1844)に、隈本家酒造として創業し、1991年に鷹正宗株式会社へと社名変更されています。同じ「鷹」の愛称をもつ福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に公認酒に採用されています。2008年に原武商店にグループ入りしますが、2023年に親会社・原武商店の粉飾決算が見つかり子会社である鷹正宗も破産手続きに入りますが、鷹正宗は民事再生法適用申請し、再生の道を探ります。そして2025年5月に民事再生手続終結が発表され、現在は通常営業に復帰されています。
(民事再生と書くとネガティブですが、親会社からの巻き込まれですね、これ…)
という、鷹正宗のカップ酒TOPTEN(トップテン)を購入しました。鷹が飛んでいる赤白のかなり目立つお酒です。1996年に100円で販売開始し話題になった低価格商品の先駆け的存在です。
ラベル横です。原材料は国産の米・米麹・醸造アルコール・糖類となります。
カップの上部です。こちらもタカが飛んでいる、TOPTENって名前も日本酒っぽくなくて面白いですね。

トップテン噂は聞いたことがあったのですが、既に終売していると思い込んでました。が、福岡のスーパーで普通に売っており購入した次第です。飲み口は甘め傾向が強くて、カップ酒にしてはユニークだなと感じました。
と、前段で書いていますが親会社の粉飾決算に巻き込まれ大変な2年を過ごされていましたが、終結宣言が出て通常営業に復帰されていると知り嬉しい限りです。九州の日本酒メーカーは数がさほど多くないので、引き続き頑張って欲しいですです。
———鷹正宗 基本情報———-
〇創業年 天保年間創業 (1830–1844)
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
福岡県久留米市小頭町8−12
(公式サイト)⇒ 福岡の日本酒・焼酎 – 鷹正宗 –
