隆勝堂、蹴洞(けほぎ) & 大正ロスカ / 福岡 八女市 1924年創業 (大正13年)

福岡県南部(筑後地方)に位置する八女市は、日本最古の歴史書『日本書紀』に記された女神「八女津媛」に地名の由来を持つ、歴史ある市です。江戸時代には福島城の城下町として八女地方の物産集積と政治・文化の中心地として繁栄し、旧城下町の福島地区には白壁の伝統的町並みが残って国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。昭和29年(1954年)に旧福島町を含む周辺町村の合併で市制施行し、平成22年(2010年)にはさらに黒木町・立花町・矢部村・星野村を編入して県内2番目の広大な市域となりました。主な産業は高品質な八女茶や電照菊、あまおう(イチゴ)など多彩な農産物と、八女提灯・八女福島仏壇・手すき和紙など伝統工芸品の生産が盛んで、全国に知られる一大産地となっています。お茶や伝統工芸品など、八女市ならではの豊富な特産品も全国的に高い評価を得ています。

1924年創業、和菓子からはじまり洋菓子・パンへと拡大した総合菓子店 隆勝堂 (りゅうしょうどう)

蒲原温泉前のバス停から徒歩5分ほど、JR羽犬塚駅から車で10分前後の場所にある 隆勝堂。1924年(大正13年)、山口 長市氏が山口商店として創業しました。長市氏は和菓子にとどまらず、おかき・あられ・アイスキャンディー等様々なお菓子製造へと幅を広げられました。昭和に入り長市氏の長男・隆氏と次男・勝氏が引き継ぎ、屋号を二人の名前を合わせた現在の社名・隆勝堂に改められています。戦後になり、洋菓子・パン作りとビジネスを拡大されています。

という、隆勝堂さんの外観です。中でお店はつながっていますが、左の緑の入り口が和菓子サイド、左のRYUSHODOと書かれているオレンジの入り口が洋菓子になります。

店内に入りました。過去お伺いした中でトップクラスに大きなお店です。和菓子と洋菓子がそれぞれしっかりスペースを使ってディスプレイされています。
お伺いしたタイミングでは、大正ロスカというラスクを大きく展開されていました。
八女抹茶というわかりやすいものから、「醤油と海苔」、「胡桃と白チョコ」、「苺とピスタチオ」等攻めたラインナップで展開されていました。
こちらが洋菓子コーナーです。ケーキの種類もかなり多かったです。地域の誕生日ケーキを沢山つくっていそうな雰囲気。
旅行途中だと洋菓子あんまり食べられないんですよね。食べたかったなぁ。
で、今回は同社の代表名家である蹴洞(けほぎ)と、大正ロスカの2種類を購入しました。

まずは蹴洞から。パワースポットして知られる日向神峡の蹴洞岩から名前が取られているそう。昭和20年代に発売なので70年以上の歴史あるお菓子です、が、かなりモダンなお菓子なんです。

中身はこんな感じ。写真だけでは伝わらないと思いますが、真ん中に胡桃がある黄身庵の焼き菓子です。黄身庵は生クリーム入りのかなり滑らかな食感で、皮部分はピーナッツバター & バターを使ったかなり洋菓子よりのお菓子です。この味わいはかなり新しいなと感じますが、上述の通り70年以上前に誕生しています。凄い。八女銘菓として知られるだけあるな。 そして大正ロスカです。 こちらは醤油と海苔味です。若干の違和感を感じなくもないが美味しい。
そして、苺とピスタチオ。食感も味わいもとても良い。

隆勝堂さん、何よりその広さに驚いたのと、蹴洞(けほぎ) のおいしさでした。このお菓子を70年前に思い付けるって凄い才能ですね。大きな方向性としては和菓子なのですが、洋菓子の素材をたっぷりと利用したとてもモダンな今食べても新しい味わいのお菓子です。これはまた食べたい。東京で買える日とかないのかなぁ。

———隆勝堂 基本情報———-
〇創業年 1924年創業 (大正13年)
〇営業時間
・9:00 – 19:00
※定休日なし
〇住所
福岡県八女市蒲原729−1
(公式サイト) ⇒隆勝堂TOP – お菓子の隆勝堂|創業大正13年、福岡県八女市の老舗和洋菓子メーカー

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