神戸の地名は、現在の中央区三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸(じんふこ、租税・課役等の神社奉仕住民)集落“神戸(かんべ)”だったことに由来します。神戸市で最小面積・最大人口密度の長田区は、“履き倒れの街・神戸”を象徴するケミカルシューズ・ゴム靴やマッチの生産で知られています。阪神・淡路大震災での甚大な被害からの復興再開発の過程で市出身の漫画家・横山光輝の作品を核とした地域交流・産業振興の“KOBE鉄人PROJECT”が進行し、2009年(平成21年)にJR・市営地下鉄の新長田駅前に“鉄人28号”巨大像が設置されました。区内には全国有数のコリアンタウンがあり、焼肉店・お好み焼き店も多く、冷麺・そば焼き(焼きそば)・発祥のそば飯で知られ、老舗の和菓子店・食品店なども残っています。
1931年創業、バレンタインチョコ誕生のきっかけを作った モロゾフ (Morozoff)
三宮町1丁目のバス停から徒歩2分ほど、JR三ノ宮駅から徒歩3分ほど、中央区三宮町・三宮のセンター街のど真ん中に本店を構える モロゾフ。1931年(昭和6年)、神戸トアロード(旧居留地と山手を結ぶ道)でチョコレート/キャンディーの店舗を運営をしていたロシア人菓子職人 フィヨドル・ドミトリー・モロゾフ氏と、神戸商工会議所の常議員でその後初代社長に就任する葛野友槌氏が立ち上げた洋菓子店です。創業翌年の1932年には、日本初の「バレンタインデーにチョコを送る」という広告を英字新聞ジャパンアドバタイザーに出しており、このことからバレンタインチョコの発祥の店と呼ばれることもあります。その後、クッキー・プリン・チーズケーキと洋菓子全般を扱うこととなりますが、今も同社にとってチョコレートは特別な存在で、2019年にオープンした神戸本店は、チョコレートの滝が出迎えてくれます。
という、モロゾフの外観です。新しい店舗だけあり、モダンで高級感のある店舗です。観光ついでに見にいける楽しい場所かと。
ちょっと見づらいのですが、入り口左にチョコレートの滝があります。
入口の看板です。カフェも併設されていて、出来立ての美味しいお菓子をいただくことが出来ます。
店内に入りました。こちらはゼリー系のコーナーですね。
この奥がカフェです。ステンドグラスが可愛い。今回は時間なく訪問できずですが。

ここからは以前買ったものも含めてご紹介です。まずはARCADIA (アルカディア)から。
こんな感じの缶に入っています。子供の頃、これ見るとめっちゃテンション上がったよね(今もだが)。

アルカディアはクッキーのセットです。今回のはアーモンド・マカダミアナッツ・チョコレートチップ・カシューナッツ、4種類のセットでした。

こちらはアーモンドの中身。上品で優しい、寄り添ってくれるような味わい。ほっと落ち着く。
そしてBROAD LAND(ブロードランド)。こちらは焼き菓子系のセットです。
フィナンシェ・マドレーヌ・ロイヤルクリームチーズケーキが入っているセットでした。全部に共通しますが生地がしっとりしていて、本当に美味しい。

モロゾフは子供心に特別なお菓子でした。同じ神戸の本髙砂屋のエコルセもとても近い存在で、手土産でこのどちらかを持ってきてくれる人が好きでした。今思うと東京だとヨックモックみたいな存在なのかな、なんて思ったり。日常の延長にあるささやかな幸せを運んでくれる、そんなお菓子がモロゾフさんには多いと思います。と、今回の話に全然出てきてませんが、プリンも大好きです。
———モロゾフ 基本情報———-
〇創業年 1931年創業 (昭和6年)
〇営業時間
・11:00 – 20:00
※定休日なし
〇住所
兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目8−1
(公式サイト) ⇒ 洋菓子のモロゾフ:チョコレート・プリン・チーズケーキ|モロゾフ株式会社公式サイト
