千代田区麹町は、武蔵国の国府であった府中への国府街道の江戸側出入口で「国府路(こうじ)」だったからとか、町内に小路(こうじ)が多かったからとか、幕府の麹御用役が住んでいたからとか由来には諸説あります。皇居の半蔵門から西に延びる甲州街道(現在の麹町通り・新宿通り)沿いは、その北側の番町地区の、江戸時代は旗本屋敷を、明治以降は政財界有力者や官僚等の邸宅を顧客とした商業地として栄え、昭和後半以降はビジネス街として賑わっています。オフィスビルが建ち並ぶ中に老舗の飲食店も残っています。
1928年開館、震災復興期SRC造の近代名建築 学士会館 (がくしかいかん)
2024年12月29日に学士会館が老朽化及び再開発のため休館しました。1年ほど前の訪問期となりますが、再開館が2030年頃と先の話でもあるため、写真をご紹介します。1つ1つの写真に説明はないため、ざっと流し見て建物の素晴らしさを体感頂ければと。この訪問は仲良くしてもらっている建築ユニット わくわく建築さんのイベント参加時となります。
以下は、いつもの紹介から。
神保町駅から徒歩3分ほど、JR御茶ノ水駅から徒歩15分ほどの場所にある 学士会館。1913年(大正2年)、旧帝大卒業生の親睦団体・学士会の拠点として建てられた会館です。1913年に建てられた木造会館は残念ながら火災で焼失、その後関東大震災の中断を経て1926年に着工し、現在の会館は1928年(昭和3年)に開館しています。高橋貞太郎の設計による、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の近代建築として知られています。1937年には藤村朗の設計で増築が行われ、会議室・宴会場・宿泊を備える総合会館となりました。2003年に国の登録有形文化財に指定されています。という、学士会館はレストラン機能も持ち、宴会もできる場所であったため、今回建築好きの皆さまと一緒に訪問してきました。
以下、外観です。

ここからは、内装です。

今回はパーティーしたんです。というお食事の様子。
帰り際の外観です。

私は建物クラスターでないので、建築物の素晴らしさを表現する言葉を持ち合わせていないのですが、学士会館の建物は本当に素晴らしく、そこにいるだけで気持ちが高揚しました。2030年に開館されたら、この中で絶対またご飯食べるんだ!
———-学士会館 基本情報———-
〇創業年 1928年開館 (昭和3年)
〇営業時間
・休館中、2030年ごろ開館予定
〇住所
東京都千代田区神田錦町3丁目28
(公式サイト) ⇒ 学士会館デジタルアーカイブ | 一般社団法人学士会 北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大 卒業生のためのアカデミック・コミュニティー・クラブ
