静岡県最東部の伊豆半島東側基部で相模灘に面し神奈川県と接する熱海(あたみ)市は、1937年(昭和12年)田方郡熱海町と賀茂郡・田方郡多賀村が合併して発足し、1957年(昭和32年)に田方郡網代町を編入して現市域となりました。古くからの湯治の地であり、江戸時代は天領で明治以降は別荘保養地として栄え、戦後の高度経済成長期には団体客・新婚旅行客で賑わう一大温泉観光地として発展しました。元の地名は“阿多美(阿多美郷”でしたが、海中から熱い湯の湧出することや“あつうみが崎”の通称から江戸時代までには“熱海”と表記されるようになりました。市街地で奈良期以来の熱海温泉の他に、役小角(役行者)発見と伝わる伊豆山温泉(走り湯)・万葉集に詠まれた北端(泉地区)の伊豆湯河原温泉・南東部で漁業地区の網代温泉・伊豆多賀温泉など市内各地域に多くの温泉地があります。橙・網代の鮮魚介・干物・養殖わかめや銘菓(温泉饅頭・羊羹等)等の特産品・名物があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが複数残っています。
1872年創業、伊豆の自然の恵みをお菓子に託す 菓子舗 間瀬 (ませ)
南町のバス亭から徒歩4分ほど、網代駅から徒歩16分ほどの場所にある 菓子舗 間瀬 本店。1872年(明治5年)に本店を置くこの場所で、お菓子業を始めたのが創業となります。代表のお名前は間瀬さんなので、お名前から店名が付けられたのだと思われます。和菓子から始まり、酒種パン、アイス、飴等、長い歴史で様々なお菓子類を製造・販売されています。
という、間瀬さんの代表銘菓・伊豆乃踊子を購入しました。こちらは1966年(昭和41年)発売のロングセラー商品です。
取り出すとこんな感じです。パッケージの踊子が可愛いですね。
このお菓子は、踊子の淡い恋心と伊豆の美しい自然を、伝統の素材と新しい時代の感覚を取り入れて作られたのだとか。1994年には全国菓子博覧会にて内閣総理大臣賞を受賞された名作でもあります。名前からわかる通り、川端康成作品からインスパイアされています。

伊豆乃踊子は和洋菓子的な感じで、ブッセ生地の中に白餡&くるみが入っていて、モダンな味がしました。新しい時代の感覚、の意味がよくわかる。発売50年経っても新しく感じるのが素晴らしいですね。間瀬さんは25年7月現在で4店舗営業し、店舗によっては喫茶メニューもあります。今度ゆっくり遊びに行きたい!
↓間瀬さんの公式楽天ショップで伊豆乃踊子のお取り寄せが可能ですよ。
|
|
———菓子舗 間瀬 基本情報———-
〇創業年 1872年創業 (明治5年)
〇営業時間
・8:00 – 17:00
※木曜日 定休日
〇住所
静岡県熱海市網代400−1
(公式サイト)⇒伊豆・熱海の老舗和菓子舗「菓子舗 間瀬」
